先月だったでしょうか。今よりもまだ肌寒い日。少しでも春を感じたいなと近所の南国、房総半島を調べていると、ずらっと神社の階段を利用した雛人形の展示をやっているとのこと。

特に雛人形にこだわりあるわけでは全くないんですが、妹がいることもあり小さいながらも家に飾られていた雛人形は子供心にただものじゃないぞ。。と警戒しながらもこの謎の集団について色々考察して想像の世界へ旅立っていた様な気がします。不思議な楽器を手にする五人囃子が好きだったような記憶あり。

せっかくアクアライン通過してやってきたのだからと印つけすぎて葡萄通り越してタラコみたいになったgooglemapを開き物色していると、亀岩の洞窟というえらくフォトジェニックなポイントが近所にあるというので少し遠回りして訪問。

早朝、洞窟から火の光がビームのように発射されてえぐい。と聞いていたのですがこの時すでに正午前。普通に川とトンネルでした。。

この洞窟は不発だったのですがすぐ近くに猟師工房ドライブインという気になりすぎる施設を発見。山の中で採れたジビエを販売している物販とレストランなのですが、どこか漂うデカダンスでブルータルな雰囲気。。骨も販売してらっしゃって。しかもお値打ち。
キョンという獣のカレーと迷ったのですが、僕はこの日数百円で下顎の骨買いました。。。

この日のランチは偶然発見したおしゃれカフェ。というよりはビストロ。普段あまり頼まないランチコースで緊張しましたが、サラダやメイン、ドリンクにも敷地内で育ててらっしゃる無農薬のお花があしらってらっしゃって美しく、しかも美味しかったです。千葉すごい。
そんなお花をおでこに貼り付け。その後美味しくいただきました。

そしてついに、勝浦。
以前ここまで来た時は早朝、日本でも数少ない捕鯨を見学に来た時だったと思います。

街はひな祭り一色。商店街もそれぞれのお店さんが少しづつヒナっぽさを出してらっしゃってかわいい。
そしてメインの遠見岬神社へ。その名の通り本当に房総半島の先っちょ。遠かったです。

しかしこの房総半島の地名、何処か懐かしいと思ったら僕の故郷和歌山の紀伊半島からその昔船でこの地までやってきた人がいたから同じ地名が多いとのこと。勝浦、白浜。
ありがとうのことをおおきにって言ったりもするらしいです。捕鯨の文化や熊野神社の多さもなるほどと。

それにしても圧巻!どれが姫か旦那かさっぱりわからないですが軍勢で見せつける平安パワー。50人囃子くらいのマスゲーム感。雨が降るとパネルに変わるそうですが、それはそれで見てみたい気も。。

早いもので春の陽気もあっという間に山の稜線に隠れてしまいました。半島のほとんどは想像以上に山間部。
帰りに線路側に咲く菜の花を少し散歩し家路へ。
鉄道が走ったりするとすごい鉄ちゃんで溢れるというこの道もこの日は貸切。また改めて黄色の絨毯を体験しにこの地を訪れたい。

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