今年の1月に九州一周旅をしてた冬に訪れた宮崎の成都
そこには、素敵な暮らしがありました。

野原に佇む祈りの丘空想ギャラリー。
教会として使われていた建物、今はギャラリーとして静かに開放されていました。
寄贈された本の整理をしているそうで、たくさんの本が山積みになっていました。
とても素敵な佇まい。音楽を演奏したり、絵を飾ったり。表現が場の力と呼応することで、魔法のような瞬間が生まれる、そんな場所だと思いました。

この教会のある一帯をアートな場所にしようとしていて、色々なことが始まっていると聞きました。
かつて幼稚園だった場所をパン屋に。古民家をアートスペースに。山桜染め、藍育て染めるワークショップなどなど。
この場所を歩いていると、物を何か作っている人が多かったです。
芸術祭のように作品が常設でたくさん置いてあるわけではないですが、日々の暮らしがクリエイティブな場所だと感じたのでした。商業的なアートではなく、もっと深く根を張った生活の延長線上の喜びや感謝の表現。

個性が失われ、似たような街が溢れる今、地域全体で個人が団結して場を盛り上げようと動き出している姿に私はとても感銘を受けました。それがいつなのか、どのような形になるのかはわかりませんが私も参加してみたい!

紹介しきれませんでしたが、そのほかにも見どころがたくさんで児童福祉の父、石井十次さんの博物館、
古民家に仮面が飾られている、森の空想ミュージアムなど。
またゆっくり訪れたい場所になりました。
写真は寺本さん。

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