川内倫子さんの写真展M/Eへ行ってきました。
mother earthでありMEでもあるこの世界。
正方形の窓を覗き込んだ先は溶岩と氷河のアイスランドであったり、一転、はじめて移動を制限された中で向き合わざるを得なかったと今の自分の立ち位置だったり。
そこにあるのかもしれない透明な一貫性と目まぐるしく移り変わる車窓のようなヴィジョン。

自分もよく旅をするのですが、地の果てと呼ばれる場所に行っても、生活の大半を占める綱島のカフェであっても、自分と地球の関係性の中でさまざまなゆらぎのような関係性が生まれて、それが世界とか自分自身と呼ばれるものになっているのかとも思ったり。
図録も購入。お店に置かせてもらっています。

写真を撮る人にとって一生に一回でもこんな展示できたら冥利に尽きるなと思える素晴らしい展示でした。オペラシティにて。

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