先日岩手に旅に行った際、本当に何年ぶりかわからないほど昔に立ち寄った遠野、少しだけ訪問させてもらいました。
音や気配すら圧倒する白で塗りつぶす、当然のようにそこにある雪の大地。
以前より遠野の物語が大好きでいた自分にとってこの地は特別。
卯子酉様、オシラサマ、河童、デンデラ野。
語り継がれることによって空想は存在に。静かすぎる雪の先に、目に見えないものの気配は大きくなっていく気がします。
自分自身のがこの大地にいることによって、おとぎ話と現実がお互いに溶け合うような気持ちになれるのでした。
- 八重山が提示するその後のこと、海の向こうのこと
- 旅の間、お店を託せる人へ