日常とは縁を結ばない世界の三冊

On 2018年6月4日 by pointweather

休みのたびに、なんだかもったいないような気がして、ついつい出かけることの多い気がしますが本日は単身ゆったりお店貸切で読書。
少し増えた本をご紹介させてもらいます。がっつり怪しい本が多いです笑。

最近ズブはまりしている作家さん加藤敬さんという方がいらっしゃいます。
プロフィールを拝見すると1936年生まれの方。サイゴン陥落などを取材されていた方のようです。
台湾のタンキーや韓国のシャーマニズムの本は持っているのですが、新たに二冊。
日本では馴染みの薄い、ミャンマーのナッという土着の信仰についてのルポ、そして写真集。
フィルムの時代独特の、彩が溢れて溢れているような毒々しい色彩。光を補うために多用されるストロボの光とそれが生み出す闇。
どちらもいわゆる丁度いいという量を大きく超えていて、それが独特の効果になりプリミティブで呪術的な空間を上手く表現しているように思えてドキドキするのです。
極めてニッチで需要の少ないテーマだと思いますが是非。
そしてこちらも加藤さんの作品。そうです。ご存じ曼荼羅。名前だけが一人歩きしているこのマンダラ。
そもそも一体何なのか。
芸術なのか、イコンなのか、図なのか、真理なのか。
まだまだ僕も読み始めですが、ラダックにあるアルチゴンパという場所がとんでもないマンダラ空間のようで、早ければこの秋にでも重い腰を上げて訪れてみたいと思います。
最後に今東京都写真美術館で行なわれている内藤正敏さんの異界出現、こちらの図録になります。
まだ写真にあまり興味のない頃に偶然銀座で写真を拝見して、一気に持って行かれたことを覚えています。遠野、出羽、そして異界。
見えないものは存在しないものなのか、存在しないものは見えないものなのか。
どうやらそうとも言えない、白いものも黒いと言わす迫力と神秘のある世界です。

怪しい本ばかりで恐縮ですが本棚にありますので是非。

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