少し前にあげたボルダンスキー。
そこに至るまでの越後の一日をするするっと綴らせてもらいます。
かつてキナーレと呼ばれていた美術館はいつしか越後妻有里山現代美術館 MonETと名前を変え、館内の展示もなかなかの見応えだったのですが、他の展示は同年に訪れた瀬戸内と比べてもなんとなく活気がない印象も。
また流石に長すぎるのではと思う会期。
GWから夏、秋にかけてまで行われる展示、しかも夏のピーク以外は実質半分以上お休みしている状況もどういう意図があるのかいまいちわかりかねる印象です。
とはいえ一日、それも駆け足で一部の地域を見て回っただけなのでまた違った印象を受ける方もたくさんいるはず。良き展示ももちろんたくさんありました。
個人的にガツンと心揺さぶられたのは朝6時から営業している山の湯さん。朝6時からの営業にまず惜しみない敬意と称賛を贈りたいです。関越自動車道をあくびを噛み締めながらはるばる北上してきた旅人にこれ以上ない祝福と癒しを与えてくださる。御泉恩泉。
次回こそは同じエリアにあるミティラー絵画の美術館、そして足を伸ばして上越の瞽女ミュージアム、フォッサマグナミュージアムと旅を続けてみたいなと思うのでした。