こんにちはスタッフ柚希です。
いい天気ですね。外から入る風も気持ちがいいです。
おかげさまで座っているだけにはなっていますが、お店にも毎日顔を出してます。お待ちしております。

今日は鹿児島にある霧島アートの森を紹介したいと思います。年始に行った九州一周の旅の中で訪れたところです。
鹿児島北部標高700メートルの高原にある野外展示を中心とした広々とした美術館なのです。
地図上ではそこまで遠くなかったのですが何しろびっくりするくらいの山道。
通う職員さんも大変だろうと思うくらい、くねくね道を車でずーっと進むのです。
もしかしたら遠回りしたのかも。もっといい道もあったのかもしれませんが、到着した時はついに桃源郷を見つけたことように喜びました。

企画展では平川渚さんの展示が行われていました。
糸で空間を作ってくアート。とても心地よい素敵な空間でした。
そこ漂う存在感はなんだか海月のような優雅な佇まい。床に映る影も美しかったです。

特に面白かったのが「手編みの物語をあつめる」プロジェクトという大切な物語のある手編みのものを解いてまたアートにするという企画。
昔、まだ結婚する前の彼女がプレゼントに編んで旦那が大切にとってあったセーター、子供のために両親が編んでくれたお世辞にもかっこいいとは言えないけど心の拠り所としてとっておいた一着。
手放さなくてはいけない事情があるけれど、思いがこもって捨てることができない編み物を解いて紐に戻しまた生まれ変わる。大きな循環の物語を感じさせる作品。とっても印象深かったです。

そのほかにも広い庭園の中に常設も盛り沢山。
企画展の写真は撮れなかったのですが野外の写真はいくつか撮れました。
絵本から飛び出したような犬の彫刻。

気になりすぎる大きな作品。いくつか写真も載せさせていただきます。

気持ちがよかったです。また行きたいですが、またここを見つけることができるでしょうか。

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