去年の11月だったでしょうか。気になりつつも訪問するきっかけを掴みきれなかった山口県を旅しました。
秋吉台、萩、そして角島。
青森と双をなし本州の最果てに鎮座する山口は想像以上に大きく、美しく、そしてちょっぴりミステリアスである、そんな印象を受けました。
象徴的だった不思議スポット、もはや旅のハイライトの一つでもあったのですが、萩で焼き物をいろいろ物色していたところ偶然ネットで見かけたカネコツカサという屋号のお店。

それは、上手く言えませんがどう考えてもきのこだったのです。
カネコツカサという何かが本当に萩焼の器屋さんであるのかもわからぬまま、何か胞子のようなものに導かれるようにふらふらっと訪問を決めました。

地図上ではこの辺りというところまで来ても、車窓はどこまでも朗らかな農村風景。
果たしてここに??と思っていたのですが、ふと何かがおかしい不思議なカラーコーンを見かけたような気がしてブレーキを踏みました。

見間違えではなかったようです。きのこ指数が一気に上昇。

目を凝らすと既に囲まれていました。

落雁型のようなきのこも。かっこいい!!

作家の金子司さんに工房の中を案内してもらい、きのこ宮殿のさらに奥へ。こちらはきのこピン。

マッシュなルーム。繁殖の極み

ショールームは落ち着いた雰囲気。奇抜さだけでなく実用性もしっかり兼ね備えていて欲しいものだらけ。

ランプシェードも作品。素敵!

また器以外にも古今東西、あらゆるきのこグッズのコレクションを見学させてもらうことができました。マタンゴ!!

圧巻です。

唐突な訪問だったにも関わらず工房の中を案内してくださった金子さん。本当に素敵なきのこのような方でした。都内でも展示会など行ってらっしゃうようなので気になる方は是非。

我々はソーサー付きのティーカップを購入。お店のチャイなどを出すときに使わせてもらっています。
実に良き買い物でした!

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