都内の小さな旅。
エゴン・シーレ超よかったです。エロくてエモくてエゴいぞエゴン。
欲を言うとウィーンの仲間たちの作品減らしてでもシーレの作品もう少し見たかったかも。
花とピエタ、そしてやはり自分の肖像が印象深かったです。
にしても近代美術館でやってるとなぜか思い込んで危うく竹橋行くとこでした。正解は上野です。
ちょっとした旅ってくらいに遠いですね。

20年以上前に数時間だけ立ち寄ったウィーン。
東ヨーロッパに突き出た西ヨーロッパ、とにかく物価が高いとかそんな印象しかなかったのですが、改めてゆっくり巡りたい街。クリムト、シーレ、フンデルトヴァッサー。ハイドン、モーツァルトもウィーンだったでしょうか。
感性と感性が交差するサロンとしての役割も持っていたカフェ文化を今は体験してみたい。

まだ自分が将来にカフェを営むとか想像もしていなかった頃の話。

上野の後、丸の内へ立ち寄りました。
kitte内にあるINTERMEDIATHEQUE常設展。
まだ化学に想像力を必要とする領域があった頃の怪しさと好奇心がそこには詰まっているように感じます。
何度か立ち寄らせてもらっているのですが写真撮影が解禁になっていたのは個人的に嬉しいおしらせ。

この日は10周年記念展ということで極楽鳥をテーマにした展示が行われていました。
東京ではもちろん海外に出かけても密林奥深くで何日も息を潜めないと見つけられないような南国の鳳凰、そしてそれをモチーフにした宝石をあしらえた装飾品。美しかったです。
同時に美しいものを所有したくなる欲と傲慢さについても考えさせられたりもしました。

東西問わず、圧倒的な生命の多様性や不可逆な生と死、そこに神聖や美、畏怖を生み出していく人の心はむしろ正しいありようなのではないか、そんな風にも思えました。圧倒的な展示。

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