突然ですがライブです。
8月の16日の夜、仲良くしてもらっている奄美大島の三味線を弾く結さんと相方のゆっこさんのユニット、ゆえんさんに数曲歌ってもらう場を設けることになりました。
お盆の展示の最終日であり、イベントも行われる夜。
奄美の盆踊り的存在でもある八月踊りの曲を中心に聴かせてもらえるとのこと!
沖縄とも薩摩とも違う風土の音。楽しみです!

奄美の島唄の巨匠、朝崎郁恵さんに師事し、派手さではなく、響く唄とは何かを追求し続けた歌。ぜひ遊びにいらしてください。
時間は19時から30分ほど。投げ銭です。
その後のお盆の話と合わせてぜひ!
ボントークの詳細はまた改めて。

以下ゆえんさんによる、曲や奄美の歌の説明などになります。

曲の説明の前に奄美の唄の説明をするのが理解の助けになると思います。

まず 奄美の島唄では このメロディにこの歌詞 というのが決まっていません。
曲によって、概ねこのメロディだったらこの歌詞で始まるというパターンはあることが多いですが、それでさえ100%ではありません。

要は 歌詞は歌詞で独立して受け継がれていて、メロディはメロディで独立してあって、
で 一つのメロディでも、色んな歌詞で唄う、一つの歌詞をいろんなメロディで唄います。というか そういうことが多い。

でもって 例えば「野茶坊」唄おうと言った場合は、だいたいはあのメロディであの歌詞というのは決まってることが多いです。

曲名の概念も現代とは違ってて、同じメロデイでもいろんな呼び方をするのですが、それは単に歌詞の頭の単語とか印象的な単語を切り出してる場合も多かったりして適当です。
昔の人ほど、曲名という概念があまりないです。

で 唄遊びというのは 一つのメロディを、その場にいる人が交代に歌詞を変えて、前の人が唄った歌詞を受けて、歌詞を選び、会話のようにして回していくことです。

八月踊りの場合は 唄は男女でかけあいますが 男全員、女全員で 唄を会話のようにして掛け合う「歌垣」の流れをくむ文化です。

要は 奄美島唄の場合、曲っていう感覚が希薄なんです。もちろんあることはありますが。わりと 集落のとか奄美のあそこらへんの唄全部で一つの曲というか文化って感じ。そうでないと伝統的な三味線とか太鼓だけで唄ってたらどれも似てて、しかも歌詞も決まってない場合も多いので混乱するわけです。

当日は「足習れ(あしなれ)」という曲をやる予定ですが、これは八月踊りの唄で
「足をならして、手をならして、声をならして、踊ってさしあげましょう」
「おもちがほしいわけでもありません、酒のつまみがほしいわけでもありません、ご先祖さまのためなんです」
と唄います。これを唄う相手はご先祖様で 祖霊信仰ともつながるとても八月踊りらしい唄です。

とりあえず曲はまだ打ち合わせ中ですが、ゆいさん上記の曲「あしなれ」を始め、太鼓なしで三味線と鳴り物(鈴や三板(さんば))を使って、八月踊りの唄を主にやらさせていただきます!

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