レー、マラケシュ、ヨークルスサゥルトゥン

On 2011年10月27日 by pointweather

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1999年の段階でラサは既に一国の首都でも信仰の拠り所でもなく、名実共に辺境、西蔵省の省都として存在していました。
ゴルムドという町からバスで実に2日。
毛布が凍り、お弁当が凍り、心も凍てつきようやくたどり着いた憧れの天空の都。
しかし街を満たすものは空虚なスーパーマーケット、グロテスクですらある道に植えられたプラスチックの椰子。その傍らの路上で眠るチベット人の子供たち。
なんだか意図的にアイデンティティを排除した風景が凄く印象的で、素晴らしい風景や出会いがあったもののどこか気分は晴れませんでした。
それから2年後に訪れたインド北部、ラダックの中心都市レー。
チベットと同じ文化圏の人々が暮らす街でありながら帰属する国は中国ではなくインド。
懲りずにまた二日間の極寒バスの旅でした。
疲れ切ってバスを降り、ふらふらと街中に向かうと、悠然と街の中心を歩く凛とした佇まいの老人に出会い、その姿がなんだかとてもかっこよくて凍っていた心と身体が奥の方からじんわりとした事を今でも覚えています。
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マグレブの古都マラケシュの熱夜。
旧市街の中心となるフナ広場で連夜開催される艶やかな宴。
ケバブを焼く煙の中、うごめく人の渦。
渦の中心には火を噴く大道芸人、占い師、呪い師、ペテン師。
一晩と欠かすことなく、滞在中はこの渦に飛び込み身を任せることにしました。
甘く爽やかなミントティーとスパイスのかかった羊肉を口に運びながら理解できない雑踏とアザーンの祈りの放送を聴く時、なんだか生きている興奮みたいなものが胸からこみあげてくるのです。
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世界には果てがある。
そんな思いに幾度となく駆られるアイスランド。
11月の道は既に雪で埋まりただひたすらに雪原。
白い地平線を走る車は既に無く、昇りきる事のない太陽が心細さを加速させるのです。
何も無い世界の、時の流れすら怪しい旅路の果てに氷河湖とその傍らに立つ桟橋のようなものを見ました。
何気ないものがなんだかとても尊く、愛おしく感じる瞬間。
白い夕暮れ時。

そんなこんなで昔の旅写真は今月で一時撤収です。
来月からはいよいよ井上若奈さんのblossom!楽しみです!
その後も店内では写真や絵の展示されたいという方随時募集中です。
ギャラリーほどがっつりというわけにはいかないですが、お茶やお食事と一緒に楽しめるような展示ができたらなぁと思っています。


またしばらくの間blogの更新にwithphotoさんのphotrailなどの機能を使わせてもらおうと思っています。
http://withphoto.co.jp/
GPS機能がついたカメラならスラスラーっと旅写真がマップに反映。
もちろん手動でも可能。
時系列も自動で並んで旅興奮、再びです。
懐かしい旅写記ただ今準備中なのでこうご期待!
もちろん誰でも無料で使用できるので旅写真好きの方はお試しあれです。
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最後にとびっきり嬉しいお知らせ。
10年前にベトナムで仲良くなりその後もちょいちょい遊んでもらってる旅仲間のヨシコちゃんから突如ソファーをプレゼントしてもらいました!
京都生まれのはんなりグリーン!座り心地もミヤビなので是非遊びにいらしてください!

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