島と星座とガラパゴス。横浜トリエンナーレに行ってきました

On 2017年8月9日 by pointweather

地元横浜の芸術祭、横浜トリエンナーレに行ってきました!
今年のコンセプトは島と星座とガラパゴス。
世界の接続性と孤立について考えてみましょうとのこと。
前回はお題は華氏451の芸術、世界の中心には忘却の海がある。
いつも難解な印象がありましたが巡ってみて、こうして見てきた作品を反芻するとなるほど、確かに。と思えるものですね。
見ている時は正直なんのこっちゃと思いましたが。。

会場は赤レンガと横浜美術館。そして同時に開催される黄金町バザールやbankartの展示などなど。横浜中がアートの祭典に浮かれるのです!と思っていたのですが年々慎まやかに開催されるようになってきているように感じるのは自分だけでしょうか。

それでもそこは6回目の開催という歴史の貫禄あり。全体通して感じたのは、参加アーティストの数をぐっと抑えたからでしょうか、空間を大きく使った迫力あるインスタレーションが多かった気がしました。
こちらは突如怪しげなノイズを放ちだすミキサーやフライングV。懐かしいMr.Bigのドリルギターを思い出すアラフォーのロック好きと語りたくなる一時でした。特に足を止めて見入ってしまったのが二つの動く絵画。ミエテルノゾムとミエナイノゾミ。


人が住むことができなくなってしまった土地を彷徨う視覚


そして視力で捉えることができなくなった、黒く塗られた土地の本
消えてゆく、古き良き中華の家を丁寧に保存している作品。
国や文化は違えども、一瞬で消えてゆく歴史と思い出に対する警鐘は世界中で多くの人が感じていることだと思います。
無くしてしまった順番が早かった人が、未だ無くしていない人に、大切にしてくださいと言うのは安いエゴなのでしょうか。
富の分配を怯えている側に立つ人の、歯痒い想い。
今回見たヨコハマトリエンナーレの中で一番好きな作品。音の個が波紋のように広がり世界を揺らす。
本当にかっこいい。

場所は変わって、横浜市開港記念館の地下。大好きな作家さん柳幸典さんの作品群。
刃物のような風刺。地下に反響する音と流れることのできない空気が選択肢を間違えた未来、ディストピアそのもののように感じます。
ただ以前にbankartで見た個展と作品がかぶっていたのはちょっぴり残念。

そして横浜美術館へ。

出雲大社もびっくりなしめ縄型バンブーゲートを通って。
島国としての日本なのか。トロピカルで不穏、そして正直意味がよくわからない作品を眺めながら階段を上ります。

上り詰めた先にはこれ。ガラパゴスとしてのオタクカルチャー。
会場にいる時に一番驚いたのが作家のミスターさんキューパ生まれと読んで。仰天。
まさか、いやしかし。。と思っていたのですが、今改めて見るとキューバでなくキューパ。。
ここらへん正直に言うと、僕が疲れて、そして極度に眠かったということもありちょっとよくわからん印象。なんか天井に糸貼ってたり、段ボールみたいな家のオブジェが転がっていたり、優美な死骸だったり。
マレーシアの酋長あたりからようやく復活。
AK47 vs M16。ところでAK47とAKB48って関係あるんですか。あとセックスの四十八手。
どうでもいいですが。
やっぱこういう作品が好きやねん。
板画!しかもスクールウォーズマン笑。最高。
鉛筆で描かれた尊厳の視線
もっと早くに知っていればがっつり見たかったエジプトの作家、ワエル・シャウキーさんの人形劇の作品。十字軍芝居。
閉館間際のタイミングで上映時間2時間。。
モスクの中のような絨毯が敷き詰められた空間も素敵でした。

トンネルとハシゴ。無限、限りがないとは恐ろしいものです。
クマ二頭、店長一頭。
フェザーベア
幽体離脱
気がつけば時間いっぱい。外は台風。
がっつり見て回るつもりで周遊チケット購入しましたので、会期中にbankart、日ノ出町をまたレポートできたらと思います。

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