2月の6日より二週間、旅仲間の大成和義さんの写真を展示させてもらうことになりました。
シルクロードを、なんと自転車で旅を続けた日々の記憶。
点が線になり、やがて国境を越え、道が旅になる。
僕も飛行機を使わないでエジプトまで旅をしたことがありますが、自転車なんて考えもしませんでした。

飲んでいた中国茶がいつの間にかミルクティーに、そして紅茶へ。
寺院はモスクになり、瞳の色はいつしか青く変わっていく日々。
果てがない道をそろそろ感じたくなりました。

以下、大成さんの言葉です。

Feel the Silk Road

2017年11月〜2020年3月まで2年5ヶ月に渡って自転車でユーラシア大陸横断と南米縦断の旅を行なっていました。

長い旅の中で有名な場所やルートを幾つも訪れました。
その内の一つがシルクロード。

誰もが学校の授業で一度は聞くであろう言葉”シルクロード”
中国からヨーロッパのルートだと直ぐに思い浮かぶと思います。
しかし、そのルートの間に
 ”どんな場所があるのか”
 ”どんな人が住んでいるのか”
 ”どんな文化があるのか”
これらのイメージが少ないのではないでしょうか?

文明が発達した今、移動には誰もが車や飛行機を利用します。
シルクロードと名付けられる由縁となった当時のような馬や人力で遠く離れた場所に移動する人はほぼいません。

そういった中、自転車という人力でアジアの東の大地からヨーロッパへ向かう行程で、
当時の人々が見ていたもの、感じていたことをほんの一欠片でも時間を越えて共有することが出来たのではないかと感じています。
そんな旅の一部(シルクロードのアジア側)を今回展示させて頂きますので、皆様に少しでも共有出来たら幸いです。

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