siga18なんだか内容の割には長くなってしまったので二分割させていただきました琵琶湖旅。
さて、一時滋賀から離れて岐阜へ。天下分け目の合戦の地、関ヶ原ウォーランドにやってまいりました。
日曜日だからでしょうか。正直集客は厳しいのではとハラハラしながら訪れた合戦の地はにぎにぎと結構な賑わい。
ただ遅参だったのか戦国エキストラの皆さんは入れ替わりで退散していきます。こっちはこれから戦なんだから着替えてからくつろいでほしいです。
とはいえ戦終わればノーサイド。自分も気を取り直して入戦です。
siga19いきなり武田信玄!!しかもこれから戦なのにまさかのピーススピーチ。
しかしおっしゃる通り。甲斐の虎の一声になんだかしっぽりした気持ちで奥へとむかうのでありました。
siga20御存知でしたでしょうか、一平卒から徳川家康まで、知る人ぞ知るコンクリートの魔術師、浅野祥雲先生がてがけた世界なのです。以前に訪れた桃太郎神社も強烈でしたがここでもその独自の世界観が爆発。
siga23ゆるいわけでも、かわいいわけでもない、しかし魂を惹きつけるサムシング。
そう感じるようになってしまったら貴方ももう抜けられない祥雲沼に足を踏み入れてしまったということになります。
siga21それにしてもこのウォーランド、なにげによくできていて一見乱雑に置かれているこのコンクリート人形も全て史実の布陣に乗っ取っているのです。
光栄の信長の野望に青春時代を費やした自分としてはけっこう本気で興奮してきたり。
ちなみにポイントウエザーは西軍を応援しています笑。
siga22意外にカップルが多かったのです。一人来場は僕だけだったような気さえします。セルフタイマーも恥ずかしいのでこそこそと。ピント合っていないし。。
siga25浮遊武者。

siga29どこか牧歌的に見えてきたのは気のせいでしょうか。
siga28ピクニック的な空気の中で繰り広げられる死闘。

siga30開いているだけの瞳。戦の魔に憑かれおったか。

siga31槍曲がっていますよ。

siga32ツタからまっていますよ。
ま、ちょっと雑な所もありますが後半はマニアックな武将の名前を見つけては一人ニヤニヤしたりして満足のいく訪問となりました。
siga38死闘の果てに滋賀へ凱旋。
最後に琵琶湖の南東方面に少し立ち寄って帰路につくことにしました。
今回是非立ち寄りたかった場所の一つ多賀大社、通称お多賀さんです。
天照の生みの親とされるイザナミ、イザナギを祀るこの大社、古くは古事記にも記される貫録と由緒。
鈍感な僕でも凛とした空気に気持ちが引き締まります。
siga37そして太閤橋。予想以上の傾斜に悶絶。
なんでも表通りから拝殿が見えないように目隠しのためにこのせり上がりとのこと。
いやしかし、美しき弧を描く石の虹。最近橋の美に心惹かれるようになってきました。
siga40ずらりと並ぶしゃもじ三昧。これが噂の多賀大社ならではのお守り、お多賀杓子。
どうやたオタマジャクシのルーツらしいですが。。本当でしょうか。
siga39参拝を終え、門前町を少し歩くとなぜかちょいちょい姿を現す鬼の姿。
どうやら近所の閻魔様を祀るお寺にちなんで、商店街を地獄テイストにして町おこしとのことでした。その名も開運!近江の地獄めぐり。いい趣味してらっしゃる。
うどん屋の猫舌地獄、喫茶店のいっぷく地獄など。
個人的にガツンと来たのはやはり愛されるよりアイス地獄。たまりません。
お多賀さんやってくれます。
siga47最後にやって来たのが東近江。ことうヘムスロイド村です。
姉妹都市レトビック市があるスウェーデンの言葉で手仕事という意味の工房のコミュニティ。水田の海にに浮かぶ島のような空間。
siga41正直この道で本当にあっているのかと何度思ったか。
携帯振ったりしてgooglemapを何度確認してもこのあぜ道を行けと。
siga42ツタモジャのステキな一軒家工房。
siga43北欧の旅で感じた木漏れ日と同じ光の森の中。
siga44素敵すぎるカフェも。base for restさん。
siga45切り株や丸太に腰を掛け焚火を取り囲み仲間と語り合う。
そしてあたりまえのように天の河がきらめき、蛍が飛び交う場所がある暮らし。
豊かさについてもっと真剣に、貪欲にならなくてはいけないのかもしれないと考える今日この頃でございます。

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