kouti14少し間が空いてしまいましたが四国旅の思い出を。
満喫の大三島、しまなみ海道を満喫の旅から迷走開始。
楽しみにしていた猫で有名な青島に向かう予定が天候の為ボートが出ないということに。ならばと青春18切符のポスターで有名な下灘駅から宇和島、そこからぐるっと高知へというコースを考えていたのですが、ビッグアイランド四国のサイズ感を見誤っておりました。
夕日を目指していた下灘駅のはるか手前で日はどっぷりと暮れ宇和島はウの字も見えてきません。これはいかんとルート変更。香川から来た道を戻り西条市で一泊。
そんな偶然が重なり訪れた西条ですが以前より訪れたかった安藤忠雄氏設計の南岳山光明寺さんを訪れることができました。
水面の仏閣、波紋念仏。
kouti02趣のあるお寺さんと不思議と違和感なく混じりあう安藤コンクリート。
kouti03残念ながら中に入ることはできませんでしたが、訪れることができないと思っていたので大満足。
夜は幽玄なライトアップも行われているとか。また四国を訪れる楽しみが一つ増えました。
kouti04さて、愛媛から加速。一気に高知突入。
目的は二つ。カツオ、そして沢田マンションです。
kouti05誰が呼んだか日本の九龍城。建築素人だった沢田さん一家が設計図無しで勢いで築いたという愛と幻想の集合住宅。
kouti06エントランスにはみかん。緊張感をいい感じに解きほぐしてくれました。記念に一袋。
kouti10団地の中には様々な発動機コレクションが無造作に陳列。その数40!
kouti08空き物件情報も。お気づきでしょうか。階数とリンクしない部屋番号。これが有名なできた順についたと言われる部屋番号なのです。
しかしこの広さでこの値段!そしてバラバラの間取り。沢田マンション、通称沢マンの真骨頂です。
kouti09松と発動機とその後ろが重機用エレベーター。
我々人間用ではありません。奥のスロープを上って深部へ。
kouti07建設に必要なあらゆる機材を動かし地下水をくみ上げ、沢田嘉農さんと二人三脚で理想郷を作り上げた発動機。
建国のモニュメントの様に誇らしげです。
kouti19どういうわけかどの部屋からもアロエの様な植物が‥。
これも沢田嘉農さんが脳の中にあると豪語した設計図の一環なのでしょうか。
kouti11屋上の空中庭園。この建物には花があり夢がある。
kouti12むき出しの素材と重機。
kouti13静けさと工具。
kouti15錆は都会の苔という言葉を聞いたことがあります。
静かで優しい時間がしんしんと積もっていました。
kouti16時は二月。南国土佐には一足早い春の兆しが。
kouti17面食らったのが最上部沢田さんの住居部にいわゆる普通の庭がありニワトリがコッココッコと散歩中。ベランダやガーデンとかでなく普通の庭。
理想郷は文字通り理想の郷でなくてはならない、そんな想いが感じられます。
kouti18最後にシンボリックな屋上のクレーンに敬礼しスロープを下り沢マンに別れを告げます。
kouti21行政とは色々あったようですが今は静かな憩いの場に。
住民の方によるイベント、あるいはテナントの出店などもあり沢マンも新しい時代へと移り変わる時を迎えたのかもしれません。
kouti22おおらかで穏やかな時代背景、土地柄もあったのかもしれませんが、法や規制、あるいは常識で可能性を縛るのでなくこういった夢想の様な異形の才をサポートしていくことが必要な時代にシフトしていく時がやってきているのではないかと、先人の偉業を前に思うのでした。
kouti23今宵は僕もコンクリート羊の夢をみることにします。
旅はいよいよ佳境に。ていうかこの日の内に高松へレンタカーを返し、横浜に戻らなくてはいけないのですが。。。

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