前回ラオスのベトナム戦争時代の不発弾の写真を展示してくださった龍神さんの写真の展示が9月12日より始まります。

僕も先日訪れたバングラデシュの農村部に存在する娼婦たちが暮らす村にフォーカスしたドキュメントになります。
厳格なムスリムの国でなぜこのような大きなコミュニティーが生まれたのか。そしてそこで繰り広げられる人間模様。望まざる仕事だったとしても人は生きていかなければならない、それでもそこに希望の光は輝き続けるのか。
軽くはないテーマですが是非遊びにいらしてください。

以下、龍神さんからのステイトメントになります。
Brothel, バングラデシュの娼婦たち

イスラム教を主流とするバングラデシュでは売春はタブーとされているが違法とはされていない。国内には幾つかの売春街が存在しており私が訪れた街では500人以上の娼婦が働いていた。誰一人としてこの職業に望んで就いた者はいない。絶望と諦めが支配する一方で、それでもいつの日かより良い未来が待っていると彼女たちは信じている。

龍神 孝介
1981年 熊本県出身
米国カリフォルニア州立大学フラトン校 フォトコミュニケーション学科卒業
2011年よりフリーランスのフォトジャーナリストとして活動開始。

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