明日4月の5日より写真家、龍神孝介さんの写真ての展示を行います。
のどかなラオスの山岳地帯に残されたベトナム戦争の不発弾。
山奥に余った爆弾と後ろめたさを捨て去り、戦争は終わったと宣言されたのです。
今も残る問題と、爆弾の残骸すらもうまく活用して生きていく村の人々。
人間の弱さと強さが縮図のように写された作家さんの力作だと思います。
ぜひお立ち寄りください!

以下プロフィールとステイトメント。
ラオス、隠された戦争

東南アジアに位置する人口680万人のラオスは人口1人当りに落とされた爆弾が世界1である。ベトナム戦争時にアメリカはラオスと戦争状態でないにも関わらずCIA主導の極秘作戦の元にラオス国内を通るホーチミンルートに、そしてラオスの共産化を防ぐために2億7千万発もの爆弾を投下した。メディアや人々の関心がベトナムに向けられる中、アメリカはラオスを秘密裏に徹底的に破壊した。そして投下された爆弾の3分の1,およそ9千万発が不発弾として今も国内に残る。不発弾は戦争終結から現在まで2万人以上の死傷者を生み現在もラオスの人々を苦しめている。

熊本県熊本市出身
米国カリフォルニア州立大学フラトン校 コミュニケーション学部 フォトコミュニケーション学科卒業
龍神 孝介
1981年 熊本県出身
米国カリフォルニア州立大学フラトン校 フォトコミュニケーション学科卒業
2011年よりフリーランスのフォトジャーナリストとして活動開始。

上野彦馬賞 毎日新聞社賞 (2014)
IPA 1位 (2015)、
日経ナショナルジェオグラフィック優秀賞(2017)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください