花を贈る。おそらく世界で一番ロマンチックな愛情表現。
僕はこれまで人生で何度花を贈れたのか、そしてこの先何度花を贈ることができるのでしょうか。
お友達の写真家、國府方桃子さんは生活の中で知り合った人に花を贈り、そして写真を撮る活動を行っています。たった一本の花が照らす心の光。
スリランカを旅行中に荷物が盗難にあい、前を向いて旅をすることができなかった時に少女からもらった一輪の蓮。
それは贈り物を超えて、今も彼女を照らす光になっていると教えてくれました。
今も彼女は相手となる人に合う花を彼女が選び、そしてそれぞれの花を送り続けているのです。
そして私も恐縮ながら先日一輪の花をいただきました。
白の菊!!
店内に飾った時に友人が少し聞きにくそうに何かあったの?と聞いてくれたのが印象的でした。
しかしただの仏花ではありません。花言葉は真実。
様々な歪められた情報が飛び交う今日この頃、染まらない心で生きなければと背筋がシャキッと伸びました。
いつも笑っていてほしいと願い、花を贈りながら。カメラをのぞきながら、私も笑っている。と言っていた桃さん。
人生の幸せなんて数字じゃ測れないけれど、贈り、そして贈られた花の数は何かの参考にはなるかもしれません。