hukushima206少し前の話になってしまいますが東北を巡る旅の中、念願だった大内宿に立ち寄らせてもらいました。
会津の山の中に奇跡的に残された古の宿場町。
以前は参勤交代などの大きなイベントでも大活躍だった賑わいは新たな街道の出現によって取り残され、しかしそれ故に時の流れを断ち切って今日まで江戸時代宿場町の風情を保つことができたとのことです。
hukushima201初秋快晴。歴史もさることながら光が美しい。
hukushima202おばちゃんの魔球の様な投水。
hukushima207つるべ式フェイクスーベニアンフラワー。
hukushima214こちらもフェイク参勤交代を満喫中。
hukushima205印象的なバスガイダーズ
hukushima204路地裏に消えていく老婆。
積まれた槙の数がこの地域の雪深さをしみじみと教えてくれるようです。
hukushima203トライアングルドリーマー。ピラミダルなモチーフが何かに導かれるように奥会津に集ってまいりました。
hukushima209バスガイダーズ再び。ダイアンアーバス的な毒性のパヒュームを感じさせるとかいないとか。
hukushima210ところで大内宿といえば高遠そば。そうです、ねぎそばです。
なんだか明らかに色々無理があるのに珍しいと言うだけの理由で食べるというのは飲食に関わる者としてどうなんだろう。
本当は興味津々なのにたまに現れる頑固な想いを胸に撤収しようと思っていたところ驚きのハーフサイズを発見。ハーフならいいんじゃないかな、とあっさり反旗を翻しねぎで蕎麦すすってみました。
箸いらず、薬味いらずで理に叶っていますが、生ねぎをかじるという野生とどう向き合えるかで好みが分かれる所でしょうか。ちなみにお蕎麦はすごく美味しかったです。
hukushima208日も陰り始めました。山の日暮れは予想よりも早く。ここからさらに北、喜多方、そして猪苗代方面に向かいます。
hukushima211車窓からは物語を感じさせる夕日。黄昏時に染まる田園風景を眺めていたかったのですが先は未だ長いのです。
hukushima213目的地はアールブリュットに特化した福島の小さな美術館。この日の旅の終点にして、その名もはじまりの美術館。
hukushima212酒蔵を改築した小さな町の小さな美術館ですが見応えは十分。
テーマもアウトサイダー・アートとも呼ばれる心にハンディキャップを持った方による、評価や名声の為でない日常の中よりあふれ出た表現を拾い集めたコレクションが中心。
まだオープンしたばかりとのことでしたがこれからが楽しみな美術館なのです!

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