お休みや時間変更の告知をさせていただきます。
明日13日の金曜日(!)は1時間早く14時LO、15時までの営業とさせていただきます。上野は化博で行われている絶滅展に個人的に、そして恐竜にハマってくれた春翠にどでかい化石を見せてあげたいと思う次第です。
また来週の火曜日、2月の17日はお休みをいただきます。青森は八戸にえんぶりを見に行こうと思います。JRきゅんパスを使い春翠、初めての新幹線。楽しみです。

諸々ご迷惑をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

さて。唐突に訳のわからないことを少し語らせてください。
昔々、あるところで自分は鬼を見たことあるような記憶がありまして。
それ以来でしょうか、鬼とは一体なんだろうと考えることがありました。

元々は大陸から来た文化らしいです。中国で鬼というといわゆるツノ生えたトラパンのおっさんではなく、もっと幽霊とか、悪い気みたいなもやっとした存在だったとか。それを祓う方相氏という存在がいたのですが、むしろその方相氏が我々のイメージする鬼に近いビジュアルだったそうです。四つ目が独特ではありますが、なるほど他は鬼のそれにとても似ている気がします。
そんな方相氏が活躍していた頃の節分が追儺と呼ばれていたそうです。
ちなみにこの神事の名前のうけらは邪気を払うハーブのようなものだそうです。

宮中に結界を貼り邪を祓う方相氏がどうして鬼になってしまったのか。
仏教の伝来に伴う地獄の認識、朝廷に逆らう地方の豪族、あるいは自分にはない力を持つ、肌の色や言葉を話す異形の存在を人は本質的に敵視する性質が今も昔もあったのか。
とても興味深いです。

上野にある五條天神社さんではこの方相氏が鬼を祓うシーン、追儺の様子が今も再現されていることで有名なのです。
鬼の原型、方相氏に会うにはわざわざ京都まで行かなくてはいけないのかと覚悟を決めていた自分にとってはとても嬉しいおしらせ。
少し早めに仕事をあがらせていただき、私単身で豆まき行事に参加せるという、改めて言葉にするとマジかよと思うのですが、とにかく行ってきました!

こちらがその方相氏。迫力あります。

弓矢を四方に放ち場を清めます。

赤鬼、青鬼登場。
背後から群衆をかき分ける往年のプロレスラーのような登場。
鬼の登場に泣き叫ぶ子供。そんな光景に我々は優しい微笑みを湛えていたのですが、彼らが読み上げる鬼としての声明文がなかなか恐ろしくシーンとした空気に。

今時の多様性の時代、鬼も外はかわいそうだから言わないとか鬼も内とかコールにも色々あるようですが、こちらでは逆に福に関しては語らず、鬼は外のみのコールだったことが印象的でした。

そして鬼が退散し場は和やかな豆まきへ。
豆やお菓子はキャッチできたのですが、宮司さんが巻いていた謎の紫色の小袋がすごくプレミアムな感じがして自分も必死に手を伸ばします。かぶっていたハットを利用し最後の一投が帽子の中に吸い込まれていったのですが、まさかのポロリ。
その瞬間に前の女性がさっと紫袋を回収、何事もなかったようにバッグに入れておりました。
その時思ったのですが、鬼とは宮中から祓うものでも、人間ではない異形の男でもなく、己の中から湧き上がる怒りや嫉妬といったネガティブな感情なのかもしれません。小面が泥眼、生成、般若になっていくように。おそらくその瞬間豆がまかれているにも関わらず大きなツノが帽子を突き抜けて生えていたようにも思うのです。
そして昔自分が見た鬼もそういった類のものだったのかもしれません。

最後に上野を散歩して自宅へ。
保育園で作ってきた(?)とされる鬼面をかぶって、上野で頂いてきた豆でもまいてもらおうと思ったらまさかの号泣。怖いぞと。
この冬、ナマハゲ、あるいはスネカといった来訪神にいい記念だからと脅かしてもらおうと密かに思っていたのですが、想像を大きく超えたリアクション。
これは少し難しいかもと思う節分でした。

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