短い秋に日本中でパパパッと花開く芸術祭。
なかなか訪れる機会のない土地に訪問のご縁ができて、旅とアート鑑賞、両方の魅力を味わえるこのタイミング。色々と出かけてきました!
かつて、さまざまな物語を生み出したであろう家屋や学校などの展示会場に全く新しい、尖った感性と表現が共生する不思議なバランス感覚、一見縁のない両者ですが、どちらもいわゆる日常や利便性、生産性とは距離を置いた存在だから生まれる調和なのかもしれません。
全く新しい土地を訪問するご縁もありますが、ビエンナーレの舞台中之条はもう何回目でしょうか。なんとなく土地勘も生まれ、どこか帰省に近い気持ちが生まれたりもします。
これはただの主観ですが、中之条はいわゆるビッグネームや常連作家よりも常に新しい作家さんの風が吹いているような印象があって楽しみにしています。
もちろんちょっとよくわからないっす。。って作品もあったりはしますが。
個人的に印象深かった作家さんは、
旧五反田学校ではclemomoさん。目がギョロギョロ動く謎のオブジェ。ステイトメントもかっこよかったっす。
旧廣盛酒造ではテレサ・クレアさん。切り絵の妖精、あるいは怪人。春翠も気になって、しかし何かを感じ取ったのか適度な距離を保っていたのも印象的でした。
古民家のやませでトーマス・メイさん+江上弘さん。苔玉の神。すごい迫力。そしてピルコ・ジュリア・シュローダーさんは黄金色の物とにかく集めたコレクションを披露。高貴で輝かしい色なのに品のなさと紙一重なのが面白かったです。
伊参スタジオではタニヤ・P・ジョンソンさん、宮嵜 浩さん。奇しくもどちらも祭壇のようなインスタレーション。特にジョンソンさんの不謹慎、冒涜的ですらある異教の祭壇は見てはいけないものを見ているような、鑑賞者にも背徳感を感じさせる凄みがあったように思いました。
最後に旧第三小学校の体育館ではトヨクラタケルさん。
怪しい感じが好きな自分ですが、どこか一線を超えているのではにかと心配になるような狂気にも似た作品。体育館の奥に、遠目ではわからないこびりつくように存在する集合体。
そして唯一作家さんと会えた、特特大の布にドローイング、ペインティングされるいくらまりえさんが最高。作品も最高!










































