北欧横断の旅もいよいよ最後の国ノルウェーへ。
オスロからさらに西、最果ての街ベルゲン。この先にはもう大地は無く目前はただひたすら大西洋。ワールズエンド。
しかし遥か海の彼方にはアイスランド、グリーンランド、そしてカナダ‥。
果て無き世界を感じれただけでもこの旅に出れてよかったなと思いました。

このベルゲンから鉄道、バス、そして船を乗り継いでフィヨルドを堪能する周遊コースにいざ出発。
しかしこのノルウェーという国、うまく言えませんがとても静かなんです。
窓外一面に広がる森の静けさの延長線上に人の営みがあるかのようなしっとりした静寂。
憂い、とまではいかないもののトナカイの瞳のような深い深い奥行きのある空気が印象的でした。

紅葉の海の孤島。

庭屋根がうらやましい。家が無理ならせめて車の上とか、帽子とか。

ところどころに配置されている木彫り君。どことなく地蔵尊。

シンメトリーのフィヨルド。崖と崖の狭間を進む自分と自分。

下の世界は流れに敏感。

この村で生まれていたら、いったいどういった人生を歩んでいたのだろうか。
風はほとんど吹いていない。凪が来る。

完全に止まった風の中でも鳥は飛ぶ。