まだお正月気分もほんのり残っていたりする今日この頃ですが、もしかしたらいきなり今年マイベスト展示になってしまうかもしれません。 本当凄いってという噂を頼りにはるばる御茶ノ水。 井津建郎さんの写真展、ETERNAL LIG…
庭園美術館、生命の庭へ
よく晴れ、空気の澄んだ休日。 目黒にある庭園美術館に遊びに行ってきました。 かつての朝香宮邸、アール・デコの美しい装いの中に一癖も二癖もある視点で世界を捉えている作家さんの作品が並ぶ本展。 一見調和なんて不可能な際立った…
金敬雲さんの舞踏。木星からさらに彼方へ
今年の初め、鳥取を旅しているときに、本当に偶然、ジュピタリアンヒルで今夜舞うという想像が及ばない謎のメッセージをいただき、それが鳥取の象徴でもある大山の麓にある何やらボヘミアンな集落であると知った時は本当に驚きました。
ちょうど、まさにその大山の中にある豪円湯院という場所で温泉に入ろうとしているタイミングだったように記憶しています。
綻び。命を吹き返すという事
数少ないカフェ仲間、北鎌倉のminkaさん。同じ大工さんが施工に携わっていたり色々ご縁が深いのですが、店主に紹介していただいたアーティスト河合悠さんが本当にかっこいい。 ロウソク制作、ほのかに宿る灯火を礎にそこから派生す…
衝動という表現の源流
もう大分前ですが、大ファンの鴻池朋子さんの展示を見に行ってきました。アーティゾン美術館での展示です。 根源的暴力、奥能登芸術祭、そして今回のちゅうがえり。 今とても興味のある、人という獣がいかに人間になったのか、そして認…
バウルの声と祈り
あれから一週間経ってしまいましたが、パロミタさんによるバウルの詩と歌の世界、好評のうちに終えることができました。 今回は彼らの詩の世界の話をメインに、訳詩の解説とその中からいつくかの興味深い歌を聴かせてもらうことができま…
バウルの詩の世界
バウルという人々をご存知でしょうか。 それは、ベンガル地方の求道者、旅する詩人の名前。 秘められた言葉で語られる賛歌。それは神々というよりはむしろ人間に対しての言葉のように感じましたが、はたして。 仲良くしてもらっている…
yu:en、奄美の八月踊りをライブで
突然ですがライブです。 8月の16日の夜、仲良くしてもらっている奄美大島の三味線を弾く結さんと相方のゆっこさんのユニット、ゆえんさんに数曲歌ってもらう場を設けることになりました。 お盆の展示の最終日であり、イベントも行わ…
オラファー・エリアソン ときに川は橋となる
行ってきましたオラファー・エリアソン。ときに川は橋となる。 アイスランド系デンマーク人の作家さんのサスティナビリティを切り口に、氷河や霧、波や光をシンプルに体験するインスタレーションが中心の展示。 それは本来我々のすぐ隣…
横浜トリエンナーレへ
流行なのか、数ヶ月前、今年は芸術祭がやたらと多いななんて、ぼんやりとまとめサイトの記事を眺めながら考えたことを思い出しました。 しかしあれよあれよと言う内に、埼玉、千葉を皮切りに北アルプス、能登、北海道と延期あるいは中止…