先日仕事終わりに寄らせてもらった展示、PART OF THE ANIMAL 動物と人間の間。 三軒茶屋で行われた展示はそれほど大きな規模ではなかったのですが、とても面白く興味深いものでした。人と動物の関わりを人間はどのよ…

今年もTARO賞を見学に
いきなりですが人間の血液は4月ほどで全て新しいものに代謝されるそうです。他の機能も含め自分自身という人間がそう長くない月日で全く新しいものに代謝され生まれ変わるという話に衝撃を受けましたね。 そんな自分が出かけて感銘を受…

第五福竜丸に降った灰
去年のことですが、お休みをいただいたとある平日に一人でお台場を訪れた日がありました。 その日はとてもよく晴れていました。日差しはとても明るく、前を歩くお母さんと娘さんの笑い声、そして往来の車の音だけが聞こえるような、空が…

北アルプス芸術祭で感じる里山の記憶
毎回楽しみにしている芸術祭の一つに長野県北部で行われる北アルプス芸術祭があります。松本からさらに北。 今や世界を魅了する上質な雪質でウィンタースポーツ愛好家を魅了する白馬を目指す途中の盆地にある大町。普段は静かな山間まで…

大地に耳をすます気配と手ざわり、絵と窓の間。夏に訪れた二つの展示
大地に耳をすます気配と手ざわり、絵と窓の間。この夏訪れて印象的だった二つの展示を振り返ってみました。 東京都美術館の展示は営業時間がシビア、そして上野と横浜というなかなかご近所とは言い難い距離感。お店からロケットスタート…

蓬莱の欠片03 旅人は能登を目指す、白い蛇、人魚のミイラ、鶴の岩屋
我々が見慣れた日本地図をぐるっと逆さにしてみると不思議な弧を描く島であると改めて気付かされます。大陸から見ると僕が住む関東は奥のまた奥。辺境の地です。 逆に佐渡や対馬、隠岐といった離島、そして能登半島は大陸からやってくる…

訪れた展示をいくつか思い出してみて02。BIWAKOビエンナーレ
あまり知られていない芸術祭なのかなと思っていましたが、その規模はもしかすると他に類を見ないかもしれない琵琶湖ビエンナーレ。今回でもう10回目の開催だそうです。 滋賀県、琵琶湖南部広域に広がるアートの祭典は一…

訪れた展示をいくつか思い出してみて。横浜トリエンナーレ。
唐突ですが、そしてカフェ営業とは無関係ですが、見に行ってから時間が経ってしまった展示、せっかくなのでいくつか思い出してみることにしました。 横浜トリエンナーレ。三年に一度地元開催なのに、正直行ってきたという声をほとんど聞…

刺繍少年と遠距離現在、そしてアフロ民藝
来月に大きなお休みをいただこうかと考えています。 その準備や春翠の病院が立て続けにやってくることもあって、最近の休みといえば家の周りか東京美術館巡りが多い今日この頃。 僕はアーティストでもなんでもないのですが、好きな写真…

100年後芸術祭、エメラルドの塔とアニマーレ合唱団
100年後芸術祭。前回東京湾側の作品見学のことを少しだけ書かせてもらったのですが、今回さらに山の中、奥深く。市原の使わなくなった学校や商店を使った作品を見て回ってきました。 興味深い作品ばかりだったのですが、実は御贔屓、…