tenji972jpg12月1日より始まったcoincidence、光!本日は展示風景を少し紹介させてもらおうと思います。
藤木ケンタさんと桑原雷太さんの、それぞれの解釈で写しだされた世界の光は奇しくも陽と陰を連想させる世界観になりました。
最初にご紹介するのはニューデリー、ジャマーマスジットの少年。
tenji05こちらは藤木さんが世界一周の旅で出会った地球の一部。自転している大地について考えたくなる、そんな輝きが世界にはあります。
tenji02桑原さんの作品は光と文字通りに切り離せない夜や影が印象深い作品。
tenji04もう一つ印象的だったのが、イスラムと言う宗教。
日本でも中東やパリの事件をきっかけに、過去に例がないほど世の中がムスリムとはなんなのかと注目しているように感じます。
桑原さんの作品は全てイスラム教を信じる大地の人々が被写体になっています。
月光と言う淡い光を象徴に持つ彼等の事を少しでも知ってもらいたい、そんな思いが作品の中には込められているのかもしれません。
tenji06砂漠と蜃気楼の中にイエメンと言う美しい国があります。電球で照らされる集会、そしてその背後には千夜一夜。
tenji08加速する世界の移り変わりは中東だけでなく、地球の裏側、カリブ海のキューバでもまた同様に。
アメリカとの国交正常化に伴いおそらくは数年の内に物資は潤い、そしてより豊かになろうと競争が始まり、人々はのんきに踊り、歌ってもいられなくなるのかもしれません。
それとも彼等は来たるべき大資本すらおおらかに包み込むのか。
願わくばカリブの小国からそよ風のような微笑みが絶えることが無いように。
tenji09展示期間内、藤木ケンタさんのウユニ塩湖とヒマラヤの写真のポストカードを販売しています。また桑原雷太さんの前回の展示で活躍したモザイク・ブーンディの写真が収められたポートフォリオもございます。合わせてご覧になって下さい!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください