ちゃっかり頂いてしまいました。天下の険ハコネに鎮座する超老舗旅館フジヤホテルの宿泊券を・・。
こいつは大吉。人生勉強に行ってくらぁと一路西へ。
蓄積された由緒と洗礼されたサービス。
そんな重厚でエレガントな空間に現れてしまったチョンマゲ普段着。
手には着替えセットとペットボトルの入った紙袋を持っていたりして・・。
お荷物お持ちいたしますの声が残酷に聞こえてしまうほろ苦い時間帯。
いいえ本当に大丈夫なんス!と手荷物を死守。
贅沢に空間を使ったお部屋に入って尚落ち着かず意味なくぐるぐると部屋を徘徊する始末。
虫が出た事もありました。雨漏りはおろか天井が落ちてきた事もありました。
自分の知っている宿と正に対極の宿泊体験。
こんな世界もあったのねと呟きながらも終始もじもじする我々。
場違いな我々に嫌な顔一つ見せず接客して頂いたホテルの方々に感謝です。