地図で見ると左上の端っこ、国の名前さえアイルランドと間違えられがちな小さな国アイスランド。
人口約31万人のこの国の名前を歌姫ビョーク、あるいはシガーロスの活躍ではじめて知った方も多いのではないでしょうか。
氷河と溶岩で形成された特異な国土がインスピレーションを与えるのか、あるいは隣国との物理的な距離の影響か、本当にユニークでやさしい音楽がこの国からで生まれているのです。
近頃めっきりライブに行く回数が減ってしまった自分。
訪アイス中に一度は生でこの国の音楽を!と思い日々フライヤーや現地情報誌に目を通すのですが一概に音楽といえど表現方法は無限大。
この当時、どういうわけか透明感のあるバンドを見たいという気持ちではちきれんばかりだった自分選り好みしすぎて時間ばかりが過ぎてしまいクラブに行くタイミングを逸してしまうミスを犯してしまいました。
そんなこんなでアイスランド滞在も最終日。
日も暮れたレイキャビックの町をぶらぶら歩いているとバスドラの低音がどこからともなくズンズン聞こえてくるじゃありませんか。すわライブ!と思い駆けつけるとそこはまさかの本屋さん。
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バンドの名前はretro stefson。正直聞いたことないし地元の学生さんのバンドかと思っていたらしっかりPVも作っている方々でした。失礼。
パーカッションにツインキーボードも入った7人編成のビッグバンド。
にぎやかで微笑ましい感じのロックバンドでした。
ちなみに次回の書店公演はまさかのamiinaというフライヤー!
木琴やオルゴール、ノコギリまで使うおとぎ話系女性バンド。
み、見たかったっす‥。
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小さな町の小さな書店のコンサートにいた小さなお客さん。
まぁまぁじゃね?みたいな感じのとんがった感じがキュートでした。
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こちらはお母さんと鑑賞中。ぽかーんとバンドを眺めるキッズにほっこりしました。
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こちらバンドのキーボードのお姉さん。
学生の時デスメタルバンドに所属していた自分。
こんなかわいこちゃんがメンバーにいたら、あるいは違った青春もあったのかもしれないと思うとなぜだか甘酸っぱい気持ちで満たされました。
ちなみに行こうかどうしようか最後まで悩んでいたちょっと気になるアイスランド語のバンドが一つあったのですが、後に聞いたら奇しくもこれがデスメタル。くわばらくわばら。
タイミングさえ合えば世界的なミュージシャンも町の小さなクラブで見れるというレイキャビック。
10月にはフェスもあったりするようです。
音楽好きの皆さんは是非!

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