3月の16日から2週間の間、仲良くしてもらっている作家のパロミタさんによる展示を行います。
ベンガル地方で風のように暮らす詩人、バウルと共に暮らすパロミタさん。言葉の意味を解き、その中にある哲学を暮らしの芯とする魅力的な方なのです。
以前にも詩の歌唱をお店で行ってくださったパロミタさんが、彼女の表現世界のもう一つの側面である絵を今回は見せてくれます。
遠い国の神話のような不思議な物語、しかしなぜだかどこか懐かしいような。

以下、作家さんからの言葉です。

天竺画展@POINTWEATHER
【パロミタ個展】

3月16日〜28日【11時半〜20時】
(22日定休日、他不定休もありえますので前日/当日にPOINTWEATHERホームページなどをご確認ください)
在廊日:16日、18日、25日、27日、28日
(もう少し来るかもしれませんが、現状お約束できるのはこの日です…!)

インドと日本を行き来する修行生活を送っています。
「日本的色彩でインドの宇宙観が表現されている」と言われた時に、なるほどそんな言い方ができるんだと思いました。
幼い頃から絵というものを描き続けて来ましたが、ここ数年は顔彩を使用してインド的な題材で描くことが自然と増えました。
インドも日本も、私の表現からは切り離せません。自分の画を表すちょうどいい名前が無いと思っていたところで、「天竺画」と呼ぶことにしました。
([https://tenziku.com/tenzikuga/]にもう少しだけ詳しく綴っています)

そんな天竺画の最初の展示を昨年の春に予定していましたが、ご存知の通りの状況で実現が難しくなり、実質の中止を余儀なくされました。
今回は、その時に展示を予定していた画を中心に展示いたします。

正直なところ、何ヶ月も向かっていた目標点が急に取り払われてしまったことは、やはりちょっとしたトラウマになっています。今回のお話をいただいた時に、新作を展示する可能性も考えたのですが、私自身のリハビリも兼ねて、ほとんど人目に触れることのなかった昨年の展示の画を出してやりたいと思うようになりました。
「画はね、一度出してやらないといけないんだよ」と画の師匠に言われたことが、私の展示の原点です。

ちなみに実際の展示が難しくなり、動画を中心に作った「天竺画展オンライン」はこちらです。
https://tenziku.com/tenzikuga2020/

会場となるPOINT WEATHERは旅をコンセプトとしたとても空気のよいカフェです。カレーが美味しいので、いらっしゃる方はぜひご飯も楽しみにいらしてください。
上にも書いた通りパロミタ自身の在廊日は不確定な部分があるのですが、20日〜23日は確実に来られないので、もし「作者のいないところで安心してゆっくり見たい」という方はこの期間を狙っていらっしゃることをオススメします。※22日は定休日です。

カフェなのでギャラリーなどでの見方とはちょっと違うのですが、また違った良さがあります。POINTWEATHERはお客さまも素敵な方ばかりなので、見えにくい場合などはフレンドリ〜にお声をかけ合ったりしていただければと思います。

ちなみに作品は販売もしていますが、作者と直接のやりとりになりますので、在廊日か、メールなどでご連絡いただく形になります(詳しくは会場のどこかに書いておきます)ので、よろしくお願いいたします。ポストカードなどはいつでもご購入いただけます。

お待ちしております😊

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