写真家であり登山家。
そしてつい先日発売されたばかりの本「人間の土地へ」の著者でもあり母でもある、何よりすごく素敵な仲間であり人間である小松由佳さんの写真の展示を10月の20日から2週間開催させてもらうことになりました。


日本人女性としては初めてのK2登山から、そこで出会ったシェルパの人々。
そして中東シリアの砂漠での出会いと戦争。そこから始まる新しい冒険。

今回の展示は半生を振り返る著書からの写真のセレクト。それは決してお金をかければ見れるような風景とは異なり、努力と、そして何より覚悟がなくては見ることができない土地なのではないかと思うのです。
そんな冒険や戦争の厳しさと向き合いながらも小松さんの視線はいつも優しさに満ちて、おしゃべりしだすと冗談ばかり言っていたりして。きっと人間ある領域まで何かを極めると観音様のような人柄になるのかしらんと思ったり。


展示期間中、何度かトークイベントも開催されるそうです。
ぜひ作品だけでなく、その人柄に触れて欲しいと切に思う次第。
冒険や旅、どこそこに行ってきたと鼻息荒くして語ることは僕も含めて誰でもできること、その経験を得て今、自分自身のあり方がどうあるべきか考えられる人に僕は敬意を感じます。


お店でも展示期間中は新作の本を販売させてもらう予定です。ぜひお手にとってみてください。

それにしても最近僕も片道、3、4時間の登山にはまっていて、しかし下りですぐ足が痛くなってしまうため小松さんに助言を求めたりしたのですが。。
カメラ縦にして撮ったとしか思えないほとんど壁にひっついてる姿を見て、俺はなんてことを聞いてしまったのだろうと。。


またイベントの詳細など改めてご報告させていただくと思います。
とにかくご興味のある方はお早めにスタッフか小松さんの方にご連絡してみてください。

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