少し旅を挟んでしまいましたが、小川さんの写真展、盆會。大盛況のうちに終幕しました。
展示の最終日、今回も遠野と中継を結び、郡上八幡も交えてそれぞれの盆を語り合いそれぞれの地域の故人との向き合い方、偲び方について知る事ができました。

本来宗教とは必ず訪れる生の果てとどう向き合っていくか、そういった心に折り合いをつけるために生まれたといった話を聞いた事があります。
科学的であるとかないではなく、僕もいつか命尽きた後、お盆に炊かれる火や歌声を目印にふらっと旅行感覚で今の世界に遊びに行けると思うとなんだか元気になってきます。

そして本当に最高だった、yu:enさんの奄美の唄。
奄美の歌に惚れ込んでメインボーカルで歌い上げるゆいさんと、今回はリズムや合いの手で可愛らしくサポートするゆっこさん。
ゆいさんが三味線だけでなくギターも使う姿や、ゆっこさんの普段おっとりした姿からはなかなか想像できないような、何かを宿したような神秘的な歌声も印象的でした。
歌を通して奄美、八月踊りの精神世界に触れる事ができる、貴重な時間でもありました。
また何かの機会にアンコールできたらいいなと思う次第。ぜひお見逃しなく!

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