流行なのか、数ヶ月前、今年は芸術祭がやたらと多いななんて、ぼんやりとまとめサイトの記事を眺めながら考えたことを思い出しました。
しかしあれよあれよと言う内に、埼玉、千葉を皮切りに北アルプス、能登、北海道と延期あるいは中止が決定。世の中の目まぐるしい変化の中、最早やっていてくれるだけで嬉しい。展示や芸術祭もなんだかそんな存在感になってきました。そんな中でのヨコハマトリエンナーレ。
場所は横浜美術館とプロット48。超地元です。

横浜美術館のエントランスにはアメリカの広大なガーデンを装飾するガーデンウィンドスピナー。ニック・ケイヴさん。
有名なミュージシャンと同じ名前でびっくり。
ピースサインそして銃印。

印象に残ったのは普段割と時間の関係で飛ばしてしまう映像作品。
精神疾患を抱えた姉妹の世界を、こちら側の世界で家族総出で疑似体験する海の観音さまに会いに行く。飯山由貴さんの作品。
コラクリット・アルナーノンチャイさんの作品も完全には言いたいことがわからなかったような気がするけど世界観に吸い込まれました。
そして岩間朝子さんのお父さんの思い出を扱った作品。

ドローイングや写真の作品も。
ラヒマ・ガンボさんのタツニヤ。レーヌカ・ラジーブさんのドローイング。
石川真生さんの沖縄の写真。

ちょっとよくわからんぞと思ったのは割と大型の作品。
解説が作家の言葉、詩的な解釈、そして解説とあるんだけどそのことがよくわかっていなくて序盤はずっと戸惑っていました笑。

わからんものはわからんし、それはそれでいいとは思うのだけど、プロットの方の二階でやってるエビがなんちゃらってのはちょっとグダグダで嫌な気分に。
なんて言いましたがこの時期に色々な作品を見せてもらえるのはすごく嬉しい。
もっとゆっくり時間をとって、なんならもう一周したいなと思うのでした。

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