お店に来てくださったご縁で仲良くなったアーティスト、高野萌美さんの展示、いちばん幸福な休暇の支度を見に久しぶりに関内方面に。
綱島という東京横浜どちらにも行ける、逆を言うと中途半端な立地で暮らすが故にか、なかなか訪れないホームタウン横浜。
どこがと言われると言葉に詰まりますが、東京とは違う潮風の匂いがする街の雑居ビルのアトリエはなんだか隠れ家のようで少しドキドキしました。
刺繍ともテキスタイルとも違うwall。それはいつか旅の中に見た風景のようでもありました。
観光名所ではなく初めて乗るローカルバスで当たりをつけて降りた路地の壁のような美しさ。
モロッコ、あるいはペルーを旅して織物を学び、それを作品に落とし込む。
どこどこのテイストというの世界観を忘れ、エキゾチックでありながらどこの壁だかわからない作品に囲まれた世界は心地よい迷子、放浪のような感覚でした。
ファンキーな美女!旅人より旅になりたい。サイモンアンドガーファンクルの詩が好きだと高野さんは言っていたのが印象的でした。
ところでアトリエのある雑居ビルには印象的な光が溢れていまして。
しばし探索を楽しみます。
屋上の非日常感。嗚呼、素晴らしき横浜。

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