それはなんだか少しお恥ずかしいように思えまして。
その灯火は僕には少し明るすぎる、なぜだかそう感じていた私ですが、正直ほんのり憧れを抱いておりました。
台湾の空飛ぶランタン祭り、その名も平渓天燈祭。
タイあたりではコムローイの名前で知られておりますね。
ちょうどその時期に台湾におるしいっちょ見学したると台北行きの特急自強号の中、ちょうど同じ時期に台湾を旅していらっしゃる、仲良くしてもらっているお客さんから連絡あり。
チケット余っているんで良かったらご一緒にランタン打ち上げませんかとのお誘い!よう知らなかったのですがこの打ち上げチケット、実は結構プレミアム。
灯篭神!灯りの神様じゃ!
というわけで現地で集合してその貴重な体験をおすそ分けしてもらう事に成ってのでした。
会場は山の中の小さな集落、十份。ここにあふれんばかりの見物客が今宵集まるのです。
細々と山間の登山道ギリギリのラインを攻めるローカル線も、この日ばかりは押すな押すなの大人気。
性を司る猫。
個人で打ち上げる分には自由自在。日中からぽんぽん飛ばします。
初めて台湾を訪れたのはいつだったでしょうか。その時に僕もこの線路から打ち上げさせてもらった事、今でも覚えています。
これはこれでいい景色。
小さな村のぶっちぎりのハレの日。売り物と見分けがつかんおっさんもいいテンションだ。
仲良きお客さんこと、コンドー夫妻と合流すべく十份の奥に進むがこれがなかなかの秘境。
滝を越え廃墟を超え、赤いリボンが結ばれているという樹の下で君を待つという言葉を頼りに前進前進。
山火事になったりしないのだろうか。この一点をクリアーできるなら綱島でも飛ばしたいなと。
そしてやってきました。赤い木。
ほんのり漂うカルト感がたまりません。。
再会を喜んでいるとあっという間に集合時間。
どういうわけだかこのイベントにがっつり絡んでいる三重県が我々のチケットのパトロン。
日本と台湾仲がよろしくて嬉しい。そして本当三重様様のおかげです。
和歌山県民だけど。
こんな感じのプラカードに仕分けされていきます。俺たち第四波!
ここでまた奇跡レベルの偶然。お店で写真展もしてくれたことのあるアミーゴに遭遇!楽しんでいるようで何より!
そしていよいよ指定の打ち上げ場所へ!
我が願いは毎日いい日。
今回の打ち上げメンバー!
飛んでけー