諸々のトラブルで帰る術を失ったスリランカの旅。
嘆いても、祈っても、航空券は天から降ってはきてくれません。
というわけでスマホにsimカードを始めてぶち込んでコロンボの路上、農家で採れたマンゴーを路上で売る男の隣であれやこれやと調査開始。
ストレスからなのか、マンゴーをゴリラのように食べ過ぎて指はベトベト。スワイプ操作がおぼつきません。。
クレジット決済がなぜか出来ずにマジでツンだかと蒼ざめましたがなんとか別経路で購入。普段ついつい選ぶ格安LCCではなく、あえてキャセイパシフィック。
そうなのです。失った何かを取り戻すために、僕は香港に立ち寄りたくなったのです。
少し遅れて香港国際空港へ。トランジット時間はなんやかんやで5時間ちょいです。
死神かと友人には揶揄されるのですが、香港では一箇所しか訪問できそうにありません。それならばお墓に行ってみたいと思い一路、九龍へ。
この辺りで気がついたのですが、出国時には、もちろん立ち寄る予定などさらさらなかった香港。数時間前に訪問を決めたためガイド本の類一切なく、手探りでの観光となりました。
ひたすら二階建てのバスの最前列からバチバチ。この街も偶然数年前にスリランカ行く前にトランジットで立ち寄ったことを思い出しました。
あとはひたすらニョキニョキ生えるビル群の写真です。ちょうど行きの飛行機で見たブレードランナーを思い起こさせる人間の進化の一つの結論のような街並みに鼻息が荒くなります。もっと滞在したい!
ちなみに帰りに見た映画はワンダーウーマン。4倍速で。
結果なんとか目的地にはたどり着けたものの、バスで小銭なく困ったり、駅ビルのメガショッピングモールで迷子になったり、いい感じの食堂にたどり着けず、コンビニでパンを買う羽目になったり、再び残り時間がやばくなって、バスを飛び降り地下鉄に乗って九龍に戻ったりと、短い時間でも矢継ぎにスリルが襲ってきます。
それにしてものっぽで平たい。
やがて人が土に還るなら。生と死が、魂と大地が交差する点としての墓地。僕は墓場で色々考えることが増えた気がします。怪しすぎますけれど。
あとは同じような感じですが香港スナップ。よかったらご覧に(なってみてください。)




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