写真展のお知らせです!
4月の28日から5月の11日までの間、江口直宏さんの写真の展示Shining Momentsを開催します!
舞台はアフリカ大陸、タンザニアのザンジバル。
ターコイズブルーのインド洋と原色の生活、そしてブラックアフリカとアラブが交差する海の十字路。
僕にとっても昔から憧れの土地なのです。
江口君はイスラームの文化圏を中心に、いつも現地の人と同じ目線で旅をして写真を撮る気持ちのいい友人なのです。
彼が旅を通して何を見て、何を感じてきたのか。僕も興味が尽きません。

以下ステイトメントとプロフィールを。
29日の夜にはオープニングの宴もあるそうです。
また詳細は改めてアップさせていただきます!
「ザンジュ」
アラビア語で、黒人奴隷を意味する言葉だそうだ。

この言葉が用いられた島が、インド洋に浮かんでいる。
ザンジュの国、ザンジバルである。

ムスリム商人による黒人の奴隷貿易が、150年ほど前まで行われていた歴史を持つが、
現在は「アフリカの楽園」と呼ばれ、多くの観光客で賑わっている。

この島に生きるイスラム教徒の生活を見てみたい。
そんな単純な好奇心から、この地を目指した。
東京での生活とは違う刺激を求めて、旅をした。

海辺や村をあてもなく歩いて回る。

肌を覆う暖かな空気
耳の奥に残る優しい波の音
白に輝く砂浜を初めて目にした時には、思わず微笑み、目を細めてしまった。

海辺を歩いている時、こんなことを考えている自分に気づいた。

ここにもない。
あそこにもない。
あっちに行けばあるのかも。

頭の中に思い描いたイメージに沿った光景やシーンを探し出そうとしていた。
まるで、穴の空いたパズルのピースを探すかのように。。。

このことに気づいた瞬間、目の前に広がる世界が一気に開けた。

無邪気に駆け回る子どもたち、海や自然と共に生活を営む人々、夕暮れ時に道を行き交う人々
すべてが美しく、東京での日常とは異なっていた。

探し出すのではなく、目の前ものに気づくこと、
そんな些細なことで、見える世界が変わるのかもしれない。

<自己紹介>
江口 直宏 1988年、愛知生まれ。
カメラ片手に海外を旅することをライフワークとして、
アジア・中東・南米・ヨーロッパなど、40ヶ国以上を旅している。
近年は、イスラムへの興味関心から、イスラム圏の人々の日常を中心に撮影を行っている。
(育児・旅・仕事の並立を目指して、日々奮闘中!)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください