3月の27日より展示を行います。
ご近所の大学の学生さんの団体S.A.Lが企画するプロジェクト。
ゲストの写真家にDavid Verberckt氏を迎えてロヒンギャ、そして全ての難民問題について一週間考えてみようと思います。
島国にとってそれは遠い国の火事なのか。
そもそも国籍、宗教、肌の色、これらは人と人を分け隔てるに値することなのか。
誰が悪いとかそういう目線ではなく、なぜ人類はいつまでたってもこの壁を乗り越えることができないのか。
そう言いったことを考えるきっかけになれたらと思います。
以下S.A.Lさんから展示の説明になります。

[写真展 Oroscopo について]
Oroscopoとは、イタリア語で占星術という意味。
21世紀の今日においても、生まれた場所や時代の激動に人生が揺れ動かされていく人たちがいることをあなたはご存知ですか?
ミャンマー西部ラカイン州にロヒンギャの人たちは住んでいます。ミャンマー国籍を持たないこと、イスラム教徒であること、肌の色が違うこと。さまざまな理由で迫害される彼らの多くは難民としてバングラデシュやマレーシア、タイ、さまざまな土地に逃れていきます。

[私たちと同じ空の下、この日本に難民が暮らしていることを知っていますか?]
東京から車で2時間。群馬県館林市にも、200人近くのロヒンギャ難民が暮らしています。
私たち学生団体S.A.L.ロヒンギャ難民プロジェクトは、2013年より彼らに密着を続けています。私たちと同じ日本に難民がいること、まだあまり知られていないロヒンギャ民族のことをドキュメンタリー映像などを通して発信しています。

[写真家 David Verberckt氏について]
ハンガリー在住。フランスで国際開発学、ベルギーで写真を学ぶ。国境なき医師団や、欧州連合に勤めたのち、2013年よりフリーランスの写真家となり困窮する人たちの生活を映し続ける。
現在は世界中を飛び回り、ロヒンギャ難民への取材を続けている。
http://www.davidverberckt.com/
[学生団体S.A.L. について]
2008年設立の、慶應義塾大学公認学生団体。
「学生が主体であること」を前提とし
国際問題への理解を深め啓発していくことを目的として活動しています。
http://salkeio.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください