様々な写真、様々な表現が咲き乱れる写真時代。
無限の選択肢から自身の指針になるような作家さんを探し出すことは、想像を大きく超える、こんな写真表現があったのかーという驚きより難しいのかもしれません。
まだ写真に記録以上の何かを期待したこともなかった時代に手にとった一冊の本、ヒジュラ。
上半身裸体の女の人が表紙の少し怪しげな表紙。しかしどこか、何か違和感のようなものを感じる不穏で艶やかな写真でした。夢中で読みふけったその一冊。その後作者の石川武志さんとお店でお会いすることができるとは。。感無量。

そんな石川さんの写真の展示がplaceMさんで開催中。
その名もnakid city varanashi.
かの鬼才ジョン・ゾーンも生唾飲み込む、数十年分の裸体都市ベナレス。ガンガーの水を煮込んで煮込んで濃縮仕切ったようなインドの風景。
奇を衒わず、それでいて想像を絶する。本当にすごい。グル・イシカワ。
飲めもしないワインなんかも進んじゃって。ほろ酔い気分で本当に楽しい一夜でした。展示は4日まで!
心が荼毘されます!

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