こんにちはスタッフ柚希です。
1週間ほどお休み頂きありがとうございました。
ずっと行ってみたかった憧れのタイに遊びに行ってきました!
旅はチェンライから始まり、チェンマイ、ランパーン、プレー、そしてバンコクへと南下。
その中で、私の思い出が最も深いのがプレーという小さな町。
憧れの染色アーティストKAMON indigoさんの工房を訪れるためにやってきました。
ランパーンという街から密林の中を2時間ほど。
藍染で有名な街ですが、バス停でお昼ご飯を食べている間にトゥクトゥクやタクシーが一台もいなくなり困ってしまうほど静かでのどか。
なんとか工房にたどり着くとものすごいウェルカムな雰囲気で迎えてくださって本当に嬉しい!いきなり来てよかった!
時間や手間をかけてでも、身近な自然(虫やキノコ!)をデザインのモチーフに、そして同じく家の周りで手に入る藍、草木、虫からとれるワックスと蝋でつくるロウケツを使用するこだわった制作。素敵な衣服やユニークなぬいぐるみなどを制作してらっしゃいました。
大きな自然の恵みの中で、それでいて自分の手の届く中で。
子育てをしながら楽しそうに制作してるのをインスタグラムなどで拝見していて、私もぜひその場をこの足で訪れたいと思ったのでした。
蝶を育てるために拵えた温室のような空間。ボール紙でつくられたスタンプの数々、創作の場、生活の場。
世間一般が認知する好きや可愛いと、作家さん自身の好きや可愛いが少し違うものだとしても、当たり前のようにマイペンライ。
センスオブワンダーをそのまま瞳に宿したkamonさん。
その場にいることで、私もこことは少しだけ世界にもっともっと惹き込まれていく自分がいて、とても面白かったです。
印象的だった言葉で、日本語のキノコ、菌類はタイ語で「 ฟังใจ 」英語で「 FUNGI 」。
タイではキノコは ฟัง 聞く ใจ 心臓 心の声を聞くを表すと教えてくれました。
かわいらしい造形だけでなく、心の声に耳を傾けてという大切な意味を持つモチーフとして彼女は使っています。
日本では「キノコ」は「木の子」とも読めます。切り株から生える新しい命をイメージ。なんだかキノコの深い森に足を踏み入れてしまいそうです。。
写真に写るのはインディゴちゃんとイマジンくん。たくさん通訳、案内をしてくれた旦那さんのサタンさん。作家さんのお母さんの加わって国、年齢や言葉を超えて遊んでもらいました。
ワンピースも買うことができてほくほく。
手紙を持ってまた会いに行きたいです。今度は藍染め体験してみたい。そして日本に来るときは今度は私も日本の文化を紹介したい。
拙い言葉であってもそれを補う努力と心で。

























