赤子がいる生活は華やかである反面、やはり夜行バスなどで勢いに任せて出発するわけもいかなくなり、休みの過ごし方も車で行けるご近所が増えたような気がします。
ちょうどよろしい距離感、程よい旅路の湯煙半島、伊豆。
熱海にて春翠さん初めての温泉。お湯は平鶴さん。最高でした。
貸切、赤ちゃん風呂持ち込み、ガッツリオーシャンビューでコミコミ3千円台。
お湯もしっとり、エグすぎず。親子大満足。
ただビジュアルから滲み出すほのかなガンジスみ。儀式とか洗礼ではなくそれは穏やかな混浴。

さて、東伊豆といえば少し怪しいテーマパークをちょいちょい見かけますね。中でも子供の頃から特に印象深いと感じていたのがバナナワニ園、そして今回お邪魔させてもらったシャボテン公園です。

鎮座する大室山の麓にそれはありました。

シャボテン、そしてカピバラがお風呂入ってるらしいという噂だけ知っての訪問。温泉が沸いているカクタス比率の高い植物園。そんな印象でしたが、ここは動物園だと入園してから気づきました。

チンパンジーやアライグマといった大物以外は基本的に放し飼いに近いスタンス。驚きました。
エミューやカンガルーが通路ふさいでいてちょっと通りますよー。。なんて言いながら進んでいくスタイル。まれについばまれたりしてキャーキャー言ったり。自分自身も一匹の哺乳類オスとして歩いているような感覚に興奮。
しかし赤子はこの間爆睡。大人だけがはしゃいでいるという謎。

インコも放し飼い。飛んで行ったりしないのかしらと心配しているとインコマスターみたいな方が棒を差し出すとみるみるそこに集合したりしてびっくり。どういう魔法なんだろう。僕は鳥を飼ったことがないので興味津々。
あのイラッシャイマセーッ!!って声を覚えさすのやってみたい。

そして本丸。カピバラ温泉。
第一印象は思ったより全然でかい。かわいいんだけど戦ったら負けると本能でわかるくらいの迫力。
皆がわけぎみたいな餌買って、もぐもぐ食べさせてました。

昔京都の鴨川でカピバラ発見して、スクープすぎるだろって写真撮りまくってどこの週刊誌に持っていくと一番高く買ってくれるのだろうみたいないやらしいこと考えていたらそれがヌートリアだったこと思い出しました。
改めてモノホン前にするとやはりオーラが違う。。?


ところでシャボテンは?と思っていたら施設の奥の方のピラミッドがそれでした。圧倒的な多肉の世界。これだけでも十分の見応え。
小さな生き物たちも静かに眠っていて。もちろんかわいいんだけれども同じように眠る自分の子を見ると、この動物たちにも親がいて故郷があって、もしかしたら将来やってみたいこととかもあったのかなと思うと胸の奥がつーんと。

鎮座するビッグバード。
よく見るとバードオンバード。
閉館の時間が迫り帰りますかってタイミングで目を覚ます赤子。
また、もう少し大きくなって色々なことを感じれるようになった頃に訪れましょうか。

 

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