本当にあっという間の旅になってしまったのでレポートできることも限られてはきてしまうのですが、バンガロールの市場の様子を。
インド南部カルナータカの州都バンガロール。改名してベンガルールになったとか。
コルカタほど情緒はなく、ムンバイほどカオスではなく、デリーほど便利ではなく、チェンナイほどエキゾチックではない。そんな少し寂しい印象ですが、勢いがこの町にはあるように思います。
街の中心に位置するバス停、マジェスティックはバスタ新宿の10倍以上の規模のバス停。これに加え衛星的なバス停が他にも3つ4つ。加えて鉄道駅もあったりしてもうとんでもない。

そんなバンガロールで少し立ち寄ったのが花と野菜の市場。ITを中心に発展しているこの街であってもその活力や脳細胞を動かすにはカレーや彩りが必要というわけです。
いやしかし、カレー作りをする者として本当に理想郷のような世界がそこには広がっていました。キラキラしたスパイスはもちろん見たことのない多様な野菜、そして何より弾け出し混ざり合う色と匂いと音。
ピーマン数個ござの上に並べるシワシワのおばあちゃんも、カゴ単位で花買っていくおっさんも、愛おしそうに花に水を与えるお姉さんも、皆全て等しく自分自身と商いに物語があり生の輝きがあったように感じたのでした。

 

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