来週の営業ですが、7月18日月曜は海の日のため営業、19日火は振替でお休みいただきます。
ご迷惑をお掛け致しますがどうぞよろしくお願いします。
また予報になってしまうのですが、8月、そして10月にお休みが多くなっていきそうな予感がします。特に10月は長期休暇を狙っていますが、さまざまな問題が現れては消え、現れては消えです。
また正式に決まりましたらなるべく早めにご連絡させていただきます。
写真はアマミチューのお墓。本当から車で行ける浜比嘉島の聖地です。
ニライカナイより久高島に降臨した琉球開闢の女神のお墓。
亀甲墓の独特のスタイルが印象的な沖縄ですがそれ以前は洞窟に遺骨を埋葬するスタイルが一般的だったとのこと。こちらもアマンジと呼ばれる小さな島の洞窟を利用した霊場なのです。
他にもシルミチューという二人の神様が暮らした洞窟やシヌグ堂と呼ばれる聖地もあり小さいながらも興味深い浜比嘉島。
ここはノロやユタと呼ばれる古来よりコミュニティの中で祈祷や占いを担ってきた存在とも縁の多い土地。そもそもこうした神様や霊的なものと交信できると言うのはどう言うことなのか。機微、あるいはそれ未満の兆しや言葉では表現できないような自分にしかわからない異を感じ取り伝える役割が実に興味深いです。
仏教伝来以前はシャーマニズムが日常の中に当たり前のようにあった日本。ここ数年、以前にも増して形あるものだけが世界をかたどっているのではないと感じるように思うことがあります。
それは信仰だけではなく情報や印象、SNS、仮想空間などなど。人にどう思われている、情報操作やプラシーボ効果のような認識がもつ意味や力についてもつながっていく話かもしれません。
ここは見えないものを語る力について考える島。
聖域としても興味深いのですがこの小さな小さな島でおばさんが一人移動販売でもずく販売しているのですがここが本当に素敵。
もずくだけでなくアイスコーヒーやぜんざいも販売してらっしゃていて海を眺めながら、あるいは足元でのんびり島時間を楽しむニャンコと戯れのんびりする。
それは原点でありながらカフェとしての究極の形ではないかと思う次第でありました。早速また行きたいっす。