正直、うまく休みを取ることができなくて、それでもなんとか乗り切ったかのように見えた2018、年末。そこで溜め込んだ何かが堰を切ったように溢れ出したのは元旦。あけましておめでとうとばかりにお正月クライシス。このまま永遠に立ち上がることができないのではないかと不安になるほどの体調不良でしたが、それでも1日だけ東京に繰り出した日がありました。
そんな森美術館、カタストロフと美術のちから展はなかなか。
ざっくりですがアイザックジュリアンがぶっちぎりでカッコ良かったです。池田学さんもすげぇ。
多分もう当事者でさ何が狂っているのかすらもわからなくっているだろう、回転が加速する、見えざる世の中のからくり。
災害や紛争の陰で嗤う者、涙を流す者。
カタストロフ、世界の終わりは悪魔や想像もできないような事件ではなく、予定調和の如く、静かに制御がきかなくなる我々の肥大化する何十億もの欲望なのではないかと思いました。
蛇足ですが一緒に六本木を訪れた若者はシシマルを知らなくてびっくりしました。ちくわだわん。僕はカードキャプチャーを知りませんでしたが。