6月の3日から友人のフォトグラファー二人によるミャンマーの展示を開催します!
カモチ君とシンバタ君。写真のスタイル、そして撮る対象や物語も大きく異なる二人ですが、ミャンマーに対する愛情で共鳴、今回は二人での展示と相成りました。
常に情熱を持って旅を続け、写真を撮り続ける彼らが東と西、シャン州とラカイン州に別れ、それぞれのミャンマーを撮ってきた今回の展示、僕もとても楽しみです!カモチ君は夜の静まり返る街。閉まるシャッターが連なる路地で、必要とする誰かのために電気を灯し続ける商店にレンズを向けた作品です。
静かだけどどこか温かさを感じる、特に僕も夜は遅くまでお店にいる方なので思わず感情移入してみてしまう写真でした。
独特の被写体との間の取り方、余白と余韻。楽しみです!
二回目の展示になるシンバタ君は通い続けるラカイン州に暮らすロヒンギャの写真。
いわゆる難民としてバングラデシュとミャンマーの狭間で揺れる彼らを見守る作家の視線はいつも優しく、それでいて、どこか抑えきれないギラギラした情熱や貧困にまみれた彼の地を憂う思いも写真からひしひしと伝わってきます。
今回はモノクロームの作品づくりなど、前回とはまた少し違う切り口で、ロヒンギャの人たちが抱える問題、そしてそんな中で光り続ける希望を展示してくれると思っています。

以下作家のプロフィールなど。写真展概要

myanmar * myanmar ~東と西で見た光景~

2016年11月に東京・芝で行われたミャンマー祭り内での「日本・ミャンマー交流写真展」にて「H.I.S.賞」と「審査委員長賞」を受賞した2人が互いの副賞をシェアして実現に至った今回の撮影旅。

2017年3月。ミャンマーに特別な思い入れのある2人が共にヤンゴンへ飛んだ。夜の屋台街で互いの健闘を祈り、それぞれが東と西へ旅立った。

電力の乏しい夜の町にまるで暗闇の舞台にスポットライトで照らされ、浮かび上がる東部シャン州の人々の慎ましくも力強い暮らしに心を揺さぶられ不意にシャッターを切り始めたGo Kamochi。

西部ラカイン州には予てから「世界で最も迫害を受けている少数民族」と言われ自らをロヒンギャと名乗るイスラム教徒が暮らしている。国籍を奪われ自由のない彼らが生きる避難民キャンプや集落を訪れたKatsuya Shimbata。

Katsuya Shimabata

■Profile
2010年よりミャンマーへ通い人々との出会いを
写真に収め始める。近年は西部ラカイン州で迫害を受ける
ロヒンギャの集落へ通い彼らの暮らしを見つめ続ける。

■撮影地
ミャンマー西部ラカイン州シットウェ、ミャウー
HP:http://www.katsuyashimbata.com
FB:https://www.facebook.com/kman57move
instagram:https://www.instagram.com/kman57move

Go Kamochi

■Profile
旅先でのストリートスナップを中心に撮影する。
2014年、”アジアの写真家たち「ミャンマー」”に運営委員として参加。
近年は東部シャン州の街と人々の暮らしを撮影する。

■撮影地
ミャンマー東部シャン州タウンジー、カロー

HP:http://www.gokamochi.com
Facebook:https://www.facebook.com/go.kamochi
instagram: https://www.instagram.com/gokamochi

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