またまた懐かしいところから引っ張ってまいりました。何年か前の六本木アートナイトですね。
例年春に行われていたこのイベント、今年からは何やら秋の開催のようですが、普段あまり縁の無いこの夜の街をお祭り感覚で色々探索できるのはなんとも楽しく好奇心をくすぐられます。
ヒルズ付近にも普段あまり見ないような奇人、石人がウロウロしていたりして。
ふわりたい ながれたい つなぎたいと言う一癖ありそうなタイトルが付けられたパフォーマンスが特に面白くグイグイと惹かれてしまいました。
眩しい感じのお姉さん、お兄さんが整列。
ひたすら行進を続けるのですが徐々に奇行が目につくようになってきます。ゾンビパウダーでもかけられたのか。写真で見るといよいよヤバいですがこの年、2014年のテーマは動けカラダ。
一人一人がとりあえず全力で身体の部位を動かしまくるという、シンプルかつさっぱり意味がわからない、それでいて勢いだけはあるパフォーマンスは進んでいきます。
プロのダンサーさんと日本女子体育大学のみなさんのパフォーマンスだそうです。
監修、演出、振付は伊藤キムさん
月に吠える人狼のようなテンションから一転、みなさん眠りました。
この辺の演出に一番びっくり。
ひたすら大惨事。。何やら人類の終焉的な妄想を駆り立てるビジュアルでございます。。
新美術館の前の道が舞台?だったのですがふと脇を見ると普通に毛玉妖怪みたいなのが散歩していたり。
あまりに強烈な印象を残したこのパフォーマンス。このざわめきをもう一度。。なんて思って仕事早めに終わらせて2015年も六本木に降り立ったのですが、この時のような興奮は残念ながら味わうことはできませんでした。
今年の秋にまた淡い期待。