小ネタはtwitterでつぶやくようにと心がけた2010年ですが、バランスとは難しいもので今度はblogの方が更新滞る今日この頃。
この破られた均衡を取り戻すためには、え?と思われるような日々の出来事にスポットライト当てていかなければと思うのです。
でなにかこうグっときた思い出なかったかしらんと、己の記憶を呼び起こすために思い出深遠部にアクセス。
で、思い出しちゃいました。
はるばる半蔵門線、水天宮までジャンクションを見に行ったあの夜の事を・・。
そう、ジャンクション。
立体交差点とでも申しましょうか。
夜空を引き裂くする鋼鉄の十字架!
三本の車線に三つの人生。
思えば選択と決断の積み重ねという点で人生と道路は瓜二つ。
無限とも思われる選択の中で突如姿を現すのっぴきならない決断。
例えばそれは就職、結婚、出産。
いつだって唐突にググっと迫ってくるのであります。
そんな人生の大きな決断をこの箱崎ジャンクションに投影してしまうのは私だけではないはずです。
いやあまり多くはないかもしれませんが・・。
そんな夜の大東京で一人しみじみしちゃってるセンチメンタリズムを一切の感情無くひたすら圧倒するコンクリートの巨獣。
隅田川のヒドラ。
トラックが通るたびに唸り声は上がり、ただただ縮み上がりながら手の届く事の無い上空を見上げ続けるのであります。
それにしても驚くべき事は、この日実に1月2日!
ちょいと興味があっての訪問だったのですがゼロ歩行者、ウノ自転車と哀愁たっぷり。
なんともマゾヒスティックなお正月を迎えるハメになってしまいました。
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