獣と共に過ごす日常。
だれもが夢見そうで夢見ない、そんなやんちゃなライフスタイルを送る男は住職。
そして同居する獣はまさかのタイガー。
そんな夢のある噂を聞きつけバンコクから西へ2時間。
はるばるカンチャナブリという町まで訪れてしまいました。
すわ入寺と思うと入場料、そして万が一の責任は負えませんよ的な書類にサイン。
膨らみます期待と不安。
ゲートをくぐると出るわ出るわイノシシ、水牛、シカにヤギ。
群れを成す草食動物も確かに愛らしいのですが、やはりお目当ては肉食。
しばしのおあずけの後のっしのっしと現れました。
さすがに成獣はスタッフの監視下に置かれていましたが子虎はまさかのアンチェイン。
ウイヤツ!と近づきますが鳴き声は立派にウグゥァーッ。
当然のように一線を越えると噛まれ、当然のように和尚が笑顔でそれを分ける。
恐ろしいやら微笑ましいやらです。
孤児となってしまった動物と俗世との縁を断ち切った僧、
どこか似ているようでもある両者の共同生活を覗かせていただいたタイでの一日でした。
- 帰ってまいりました。
- お店とメニューと
すてきなタイの旅ですね。ほかにもあったらアップしてください。
だいだいいろの袈裟をきたお坊様がとてもやさしく見えます。獣たちにもきっとわかるんですよね。★とき★がゆっくりと動いているところ大好きです。
>BLUESKYさん
ちょっと嫉妬するほどに和尚さん虎心がっちりでした。
あのまったりした時間が二人の関係を濃厚なものにしていくのでしょうか。
自分は実家の猫ですらどこかよそよそしい今日この頃です。
精進します。