少し月日が経ってしまいましたが沖縄北部、やんばるに民泊のモニターとして訪問する機会を頂き、私テンチョウ、初めてミッションを帯びて旅をさせてもらう機会をいただきました!

島の人と過ごす時間を設けることで、ただ通り過ぎていくだけになりがちな旅行に束の間ながらも拠点を持ちそこから広がる旅にしていくことができる民泊。そして豊かな自然とゆったりと流れる時間を体験してその経験をシェア、フィードバックしていく旅をさせてもらうことになりました。
以前より地域復興や移住にも興味があり、そして沖縄が持つ独特の文化にも興味津々だった自分にとって今回の話は本当にありがたいものであり、そして同時に目的意識を持つことができる意義のある旅をさせてもらうきっかけとなりました。
うまく紹介できるかわかりませんがやんばるの、東村のよさを少しでもお伝えする事ができたらなと思います。
yanbaru01毎日ぽやーんと過ごしているように思われるかもしれませんが、お店を営業しながら旅の事を考えたり段取りを進めていくという事は、思う様に時間も充分に取れず、これでなかなか大変だったりもするのです。
今回も正直な話、事前に送って頂いた資料をしっかりと頭に叩き込むことができないまま、うつらうつらした状態でいつの間にか那覇といったふわふわした旅の始まりになりました。

とりあえずお腹がすきました。思考を停止させると必要となる酸素の量は減っていくらしいですがカロリーとの因果関係はいかがなものなのでしょうか。
いつものボロ軽自動車とは雲泥の差の分不相応なラグジュアリーなミーのレンタカーに乗って玉家さんという地元で有名なお蕎麦屋さんを訪問。めっさ美味しいです。ちなみに奥にあるグリーンはヨモギ。ベトナムの麺やさんとかではフリーパクチーやドクダミあったりするのですがヨモギははじめてです。とてもおいしゅうございました。
yanbaru02レジにはペーパークラフトのアンガマが!お盆に八重山に現れると言う御先祖様の霊。僕の憧れです。まさかお蕎麦屋さんのレジでお会いできるとは。この出会いによってこの旅が素晴らしいものになることに確信めいた想いを抱くことができました。

さて、ここから一気に北上。沖縄自動車道を通って許田という町までやってきました。
ここで色々とやんばるにまつわるお話を聞き、12匹のキジムナーが住んでらっしゃるという名護のガジュマルを訪ねたりしたのですが、それはまた別の機会に。
yanbaru42環八顔負けの渋滞だった空港付近と同じ島なのかと訝しむような山道を進むと突如パイナップルボーイからのウェルカムフィーバー。そうは見えないかも知れませんがかなりハイです。
yanbaru62そして無事に今回の旅の目的地、東村にてお世話になる宮城さんとも合流する事ができました。
到着するや否やでいきなりごちそうモード。幸福来たる。
ゴーヤチャンプル、ソーキ蕎麦に、イワシの春巻や味付け味噌のシーフードサラダなどなど。どれもが本当に美味しくて優しい味でした。
yanbaru09オリジナル泡盛も発見。この日はほとんど徹夜だったこともありいつの間にかうつらうつら。
そのまま隣の部屋にお布団がある幸せ。
okinawa01曇り空だった昨日とは一転、沖縄らしい青空が広がる朝。
朝食がこれまたゴージャス。そして調理担当のおばぁは超キュート。
素敵なご飯を本当にありがとうございます。
yanbaru10テレビでは普天間基地の特集が流れていました。いいとか悪いとか、利権とか理屈だけではなく、皆複雑な想いを抱いています。
yanbaru11早朝は宮城さんの農園を見させてもらいました。パイナップル農家をしてらっしゃるだけでなく柑橘系の農園も趣味でやってらっしゃるとの事でした。僕の様な民泊の受け入れ事業、村の役職、そしてなんと釣り船も持っていて美ら海でも活躍されていらっしゃるバイタリティ。
釣り船の方は僕も乗せさせてもらいましたのでまたレポートできたらと思います。
yanbaru12こちらはパパイヤ。花が咲いております。
yanbaru13来客に、むきっとできるマイ果樹園がある事は素晴らしいことだと改めて思うのであります。
yanbaru14続いて本業パイナップル農園に。パイン生産量、実に日本一!
その中でも宮城さんの畑はトップクラスの規模と品質なのです。
yanbaru15苗を植えてから収穫まで実に2年。どんな時でも一回は畑を見に来るのが成功の秘訣さーと語って下さいました。
いわゆる僕たちがイメージするパインだけでなく、スナックパインや果肉の白いクリーム、ゴールドバレルなど多種にわたって生産してらっしゃいます。

そんな東村のパイナップル農家ですが後継者問題では課題もあったりします。
宮城さんをはじめ村一丸となって就農サポートします。おうちも超格安。生産できるまでの二年は行政から補助金も出ます。
そして僕が当初こっそり考えていた本土からの移住者をあまり良しとは思わないのではと言う懸念も、宮城さんと色々お話しするうちにすっと晴れていきました。宮城さん自身も千葉での生活をしていたよとの事です。
もし興味がありましたら是非一度、東村へ。宮城さんのお宅に泊めていただいて泡盛片手に腹を割って夢や不安を語り明かしてみてはいかがでしょうか。
yanbaru16この見事なオーシャンビュー。昔は材木を崖の下まで転がり落として船で運んだそうです。
どこか昨年訪れたハワイ島を思わせる景色と空気がこの村には満ちていました。
yanbaru17湾の隣には小さな斎場が。沖縄の人は特に御先祖様を大切に思うのさと祭事の事色々教えていただきました。
民泊の面白い所はこういった小さくても大切な風習に色々ふれることができることなのかもしれません。
僕が訪れた夜にも模合という助け合い基金のようなものの寄り合いがあると言っていました。
密な地域との交流、僕は小さなときから引っ越しも多かったこともありそういった経験が今までないままに生きてきましたが、得意不得意を超えて一度はそういう日々を送ってみたいと思うのです。
yanbaru19最後に案内してもらったのが東村が誇る慶佐次湾のヒルギ林。
僕の体験プログラムはシュノーケリングと釣りだったので生憎ここで開催されているマングローブの林の中をカヤックで進むツアーには参加できませんでしたが、その起点になる港にある古民家を見学させてもらうことができました。
yanbaru18宮城さんも中に入るのは初めてと少年の様にはしゃいでいました笑。
古い家特有のどっしりとした時が積もった様な空気感に背筋が伸びます。
yanbaru20なんと床が扉の様に開き、地下室へ。住たすぎます。
yanbaru21ヒヤッとした地下には寝かせてある泡盛がちらほらと。寝かせてあったはずの泡盛はいつの間にか無くなることが多いさーと笑う宮城さん。お供え物としてお墓に置いていた泡盛が消えたなんて笑い話も。やんばるの七不思議です。
yanbaru25その後宮城さんと一度別れて単身ヒルギ林を歩いて回ったのですが、それもまた別の機会にレポートできたらと思います。
yanbaru45今帰仁の方まで友人を訪ねて行ったりしているとあっという間に晩御飯の時間です。
規格外のジャンボさざえを慈しむようにしょうゆを垂らす宮城さん。
yanbaru47ふと柱を見るとキュンとする書き込みが。いつでも人が集まって来れる家にしたいのさーと宮城さん。
昨日来たばかりなのにただいまーなんて言いながら普通に帰ってきてしまう居心地の良さの秘密が少しわかった気がしました。
yanbaru48ラフテー(?)を煮込む姿の安定感。。明日帰るなんて、つらくなってきてしまいます。
yanbaru49サザエのミソが入った奥にほんの少し泡盛を入れて飲むべしと薦められて汁飲。アホほどうまいです。
yanbaru63お世辞抜きに本当に素敵な時間を過ごさせて頂きました。役場を通して誰でも宮城さんの家にホームステイすることはできるようです。ご興味がありましたら是非。
そして、今回ご紹介できなかった様々なやんばるの魅力はまた後程ご報告していけたらと思います。

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