キラウエア 彼女は噴火

On 2015年12月16日 by pointweather

kirawaea独特の信仰を持つハワイに置いて最も有名なペレとういう女神は太陽ではなく、火山の噴火が神格化した女神だと聞いています。
美しさと獰猛さの象徴でもあるとされる彼女が住む山、キラウエア。
ついに訪れることができました。
kirawaea02山の麓はみごとな熱帯雨林。それほど大きくない島なのに海抜ゼロから雲を貫く峰がある、いつか訪れた屋久島を思い出します。
ただそのスケールは桁外れにダイナミック。苔のモスモス感もなんだかダイナミック。
kirawaea03少しトレイルを歩いてみました。灌木やブッシュの間から水蒸気漂う不思議な光景。
kirawaea04何気ない目の前の草むらの下では大地が、ペレが、息をひそめて様子をうかがっているのかもしれません。
kirawaea05煙幕と可視化された光
kirawaea06密林の中に椿。街中にBENTOやFUTONが売っていた時に感じた気持ちを思い出します。太平洋の中心でアメリカと日本が溶け合います。
kirawaea07なじみのある風景もいちいちLLサイズ。バケツの様なコカコーラと暖簾の様なシダ。
kirawaea08ボルケーノハウスから望むハレマウマウのクレーター。
まだ遥か遠方のノロシとしてしか認識できない噴煙。
活火山の名の通り相手は生き物。本日だけはほどほどに荒れてほしいかも、などと邪な想いが胸の中でもくもくと渦を巻きます。
kirawaea09再び密林へ。なんだかかっちょいいデザインの蜘蛛の巣。
kirawaea10密林に入るとはやり視線は足元に。こちらもモスモスしてらっしゃいます。
kirawaea11サーストン・ラバ・チューブは溶岩によって作り出されたトンネル。なんでも人が持つオーラを見ることのできるパワースポットだとか。たまりません。
kirawaea22てかオーラってなんなのさなんて笑いながらチューブを突貫させてもらったのですが、どことなくオーラ、というか魂が抜けているように感じるのは気のせいでしょうか。南の島には不思議がいっぱいです。
kirawaea13ラバーチューブからは一気に南下してチェイン・オブ・クレーターロードにやってきました。
そう遠くない過去に流れた溶岩なのでしょうか。一切を飲み込んで流れ、やがて冷えて固まっていったマグマだけが残った不毛の地なのです。
kirawaea12母と妹。
風、とにかく風がすごいのです。遮る物がない土地において、この空気の波はここまで圧倒的な存在感を放つものなのかと少し恐ろしさすら感じました。
kirawaea14帆掛け船をイメージ。溶岩の海を進みます。
kirawaea15三歳児おいっこちゃんは突風と溶岩の間を駆け回る。初めて触れる野性で何かが覚醒したのか。
kirawaea16今回はじめて登場したNDフィルター。遮光することによって炎天下でもスローシャッターを切れる。どこかなじみの薄い一品なのですが、、あまり劇的な効果は得られなかったように思います。はい。
kirawaea17レイン坊!パーフェクトブリッジの登場にはしゃいで写真を撮ってもらったのですが、家族の前でいい年こいた長男が飛び回るというのは、まぁ、なんといいますか、日本帰ったら頑張ろう、そんなことをぼんやり思いました。
kirawaea18それにしてもハワイは美しい。空気、水、光、大地、人間。楽園ってけっこう本当にあるもんなんですね。
kirawaea19来た道を引き返しトーマス・ジャガー・ミュージアムへ。
ここが現在ハレマウマウを最も観測しやすいビュースポットになっているのです。
ペレが眠るとされる火口ハレマウマウ。日没に呼応するように白煙に朱が増し、表現し難い気配に満ちた空気が周囲を包みだします。
kirawaea20今、この瞬間にキラウエアが爆発しないのはただの偶然なのかもしれません。
kirawaea21ペレが神話の中で旅をした道のりはハワイ島誕生の歴史と同じ道のりらしいです。古の人が島が海から蒸気と共に島が隆起してくる様をどのように感じ、どのように記して行ったのか。それは完全に神話の領域だったのではないでしょうか。
創造と破壊をきまぐれに繰り返すハワイの女神はやはり恐ろしく、そしてとんでもなく美しかったです。

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