tenji115-2ゴールデンテンプルの食事風景を題材にした映画、聖者の食卓、ご覧になりましたでしょうか。
ひたすらアホほどデカい鍋でカレー作って大勢で食べて、言ってしまえばただそれだけの、無駄を一切省いたセンセーショナルな構成で彼の地を一気にお茶の間レベル(?)にまで引き上げたカレーシネマなのです。
僕は渋谷のアップリンクに出かけて劇場鑑賞させてもらいました。
大のシークびいきなので勢い勇んで挑んだのですが、最初っから最後までまさかのセリフ無しだとは知りませんでした。。お恥ずかしながら中盤ごっそり睡魔に負けてしまい気が付くと後かだつけ。
その時の雪辱を晴らすというわけではもちろんないのですが、気合いは十分。あぶら乗ってます。
DSC_3219特にアムリトサル入ってから色々な人の人物写真を撮らせてもらっていたのですが個人的にはこちらのチャパティーさんが愛らしくてしかたありませんでした。
お忙しい時間に御協力お願いしました。本当いいひとばっかり。
DSC_3396こんな感じの大広間に詰めて座っていきます。老若男女、古今東西問わず皆カレーを食べるためだけにずいずい収納されていきます。
DSC_3402-2いただきます。日本が世界に誇る御挨拶。かっこいい、そして大切な言葉。
DSC_3412水は代車で。横に突き出た蛇口からサーブします。それにしてもこの給水器、超欲しい。デザイン、インパクト、機能性、抜き出ています。
DSC_3408COOOL!!
DSC_3411カレーと言っても一品ではなく、サブジ、カレーから構成されるターリースタイル。
これが美味い!!
DSC_3212しかもおかわり自由。みなさん右手一本で器用に綺麗に召し上がっております。
DSC_3253ホールの外ではフリーチャイ。しかもどでかいチャイタンクシステムで蛇口をひねるとチャイが勢いよく飛び出します!
愛媛のポンジュースもびっくりのギミック。しかも美味しい!
DSC_3289少し印象的なシークのみなさんの写真を。こちら衛兵さん。美髯公。
ご立派なヒゲと涼やかな瞳、そして鋭利な槍。
DSC_3290こちらイエローターバン。
普段仕事中は帽子をかぶる自分ですが、こういったターバン導入も一つの選択肢なのかもしれません。いざとなったら鍋掴みとしても活躍してくれそうな期待も高まります。
DSC_3287別に怒ってるわけでもなかったお父さん。貫録勝ちです。
tenji114-2映画、聖者の食卓で目が覚めたタイミング、それはガッシャンガッシャンとんでもない大音量をたてながらアルミのターリー皿をフリスビーのように投げ食器を洗うシーンでした。大量、そして割れることがないとはいえ、その食器洗いシステムは自分が毎日行っている食器洗いとはなにもかもが大きく異なり一気に覚醒したのを覚えています。
DSC_3272そして実際その姿を目の当たりにすると、轟音と相まって、もうエラい事に。
DSC_3278スピード早すぎて残像がうかぶほど。男と男を結ぶ銀のアーチのようにも見えました。完食と言う名のレインボー。
食器洗いでトランス感覚を覚えることになるとは、夢にも思いませんでした。
DSC_3231当然洗い場もとんでもない規模。
皆が等しく食べ、皆が等しく洗う。
DSC_3238そして、なにかしらのインスタレーションかと思うほどの皿、皿、皿。
DSC_3176さながら工場の様相。ざっくり一日10万食。これが毎日、無料と言うのは、カレーと言う名の奇跡と言っても過言ではないと思います。
DSC_3415もちろん完食。ごちそうさまでした。

ところでシーク教の寺院、実は日本にもある事、御存知だったでしょうか。
そしてなんと月に二回、アムリトサルと同じように無料でご飯を振る舞って下さるそうです。
さらに驚いたことに場所が東京、茗荷谷。旧インドインドビザ支援センター地下一階。僕がこないだインドビザ取りに行ったビルじゃないですか。
オンラインなのになぜかネットカフェで訂正、出力を繰り返させられた因縁の建物のアンダーグラウンドに寺院があったとは。。ご興味のある方は是非。
まだまだ世界は不思議で一杯です。
http://sikhjapanese.blogspot.jp/p/blog-page.html

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください