東京で一番気になっていたお店、カフェニューギニーさんを訪ねてがっつり青梅まで行ってまいりました。
その名の通りパプアニューギニア料理のお店なのです。
雰囲気のあるお寺の境内の中の少しトロピカルな一軒家。
入店前に僕の魂は赤道越え。
 

 オーダーが入ってから敷地内に生えているバナナの葉を取ってくる鮮度たるや!
店内も最高にオシャレでプリミティブです。

食事もお茶も美味しく大満足の訪問だったのですが、はて、オーナーさんどこかで見覚えが。
よくよく話を聞くと2001年にメキシコ、ペンションアミーゴでお会いしていました。
日本を出て一週間も経っていなかった時だったと思います。
未だ緊張感色濃く、旅の昂揚感よりも不安の方が大きかった時に仲良くしていただき、パプア仕様の99%裸形で記念撮影を撮らせて頂きました。
何故メキシコにパプアの民族衣装を纏った旅人がいるのか、そういった素朴な疑問も吹き飛ぶインパクト。自分の常識や固定観念なんて小さなものだと感銘を受けた事が記憶が昨日の事の様に思い出されます。
時を超え国境を越え、本当に嬉しい再会と相成りました。

 店内は精霊たちで溢れかえっておりました。うっとり。。

 パプア8、メキシコ2。最後のスパイスに謎のアバンギャルドなオブジェを少々。

 夢にまで見た(悪夢?)マッドマン氏とも初の遭遇。

9月には店長さんがシンシンとよばれるお祭りに参加されるためお休みも多いとの事。いいタイミングで訪れることができました。
 
 
それにしても青梅。立川を過ぎた辺りからは完全に旅の様相。奥多摩なんて文字も飛び出してきました。
駅前に漂う空気は完全に昭和。
にゃにゃまがりなる四次元的な猫の細道も。色々と深いっす。

 細道のいたるところで乱れ咲いていたハンドメイド120%のキャットオブジェ。

駅前から5分ほど歩くとキノコ。商店街の植え込みはなぜかミニトマト。

僕はメキシコの後グアテマラに南下、その後中米を経て南米を旅したのですが、同じく南下の予定だった店長さん。当初のプランを大きく覆し数人で買ったバンでまさかの北上、アラスカに旅をされたとの事でした。
本当に人生は旅の様。何が起きるかわかりません。
蝉の鳴き声に包まれたお寺の境内の中の密林でぼんやりそんなことを思うのでありました。

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